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「じいちゃん!!そこどいてくれ!!」

ルフィはもうエースの傍。ルフィの目の前にガープさんが立ちふさがった。

「わしを殺してから行け!!」

ガープさんはルフィを殴ろうとするけど、出来ない。ルフィはガープさんを殴って、エースのもとに走った。ガープさんは処刑台から落ちる。

「ガープさん…」
「油断してていいのか〜?女海兵さんよ〜!」
「うるさい」

バンッ

銃声が響いて、目の前の男は倒れた。


まだ戦争が続いている。エースを救い出せたとしても、この場所から逃げ切ることが出来るの?ガープさんを殴ったルフィはエースを助け出した。でもまだ終わっていない。ここから脱出しないと意味がない。でも、ほっとした。


ぐぅうううううううう


ほっとしたらまたお腹が鳴った。エースとルフィは走る。ここで近づいたら、クビかな…?私は遠くから見守ることにした。


エースとルフィの元にサカズキさんが近付いた。火のエースがマグマのサカズキさんに勝てるはずがない。でもエースは挑発に乗り、戦ってしまう。

「エース!ルフィ!逃げて!!」

遠くて声が聞こえない。必死になって叫んだ。背中に羽を生やして、飛ぶ。間に合うだろうか。もっと近くで見てればよかったと後悔しても、もう遅い。



お願い、死なないで。



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