027

激しい戦いが続く。白ひげが乗り込んで来て、戦争が始まった。ルフィや七武海のジンベエも乗り込んできて、より一層戦争は激しくなった。

「クミ中将っ!こちらにお願いします!!」
「わかりました」

もうやるしかない。私は海兵。背中に『正義』を背負ってるんだから。

「あなたのハートを撃ちぬきます」

弾に覇気を纏わせて撃つ弾は威力がすごい。


ぐぅうううう


腹減ったな。食べときゃよかった。いつから食ってないんだろう。

「処刑が始めるぞ」

どこからか声がした。エースの処刑台を見上げる。ああ…私はなにも出来ないんだ。涙は出てこなかった。どこかでエースは助かると信じてる。

「や―め―ろ――!!」

ルフィの叫び声が私の胸に響いた。その後、強い衝撃と共に、周りの人達が倒れていく。ルフィの覇王色の覇気だ。

ぐぅううう

駄目だ。お腹が減って体が動きづらい。腹が減っては戦は出来ぬって言うじゃないか。

「コビーくん…お腹が空きました」
「ぇええ!?今ですか!?」
「食べてきちゃ…「駄目です」
「ですよね…」

エースが逃げて、はやく戦争終わらないかな。……終わるはずないよね。海賊か、海兵か、戦う音、斬られる音が聞こえた。



prevnext

×
- ナノ -