ジャヤ(043)

※ノーランドのお話を書いているだけです。
会話は次のページなので飛ばして大丈夫です。






世界民話『うそつきノーランド』


むかしむかしのものがたり

それは今から400年も昔のお話

北の海のある国にモンブラン・ノーランドという男がいました

たんけんかのノーランドの話はいつもウソのような大ぼうけんの話

だけど村の人達にはそれがホントかウソかもわかりませんでした

あるときノーランドは旅から帰って王様にほうこくをしました

『私は偉大なる海のある島で山のような黄金をみました』

ゆうきある王様はそれをたしかめるため2000人の兵士をつれて

偉大なる海へと船をだしました

大きな嵐やかいじゅう達との戦いをのりこえて

その島にやっとたどりついたのは王様とノーランド

そして

たった100人の兵士達

しかしそこで王様たちが見たものは何もないジャングル

ノーランドはうそつきの罪でついに死刑になりました

ノーランドのさいごの言葉はこうです

『そうだ!山のような黄金は海にしずんだんだ!』

王様たちはあきれてしまいました

もう誰もノーランドをしんじたりはしません

ノーランドは死ぬときまでウソをつくことをやめなかったのです


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