「ナミ…」
「●●、○○は?」
「ルフィならきっとおれの片割れを助けてくれる。片割れもルフィの方がいいだろうしな」
「それもそうね」
●●は優しくナミの肩を抱き、ふらついているナミを支えた。
「服……、破れてる」
「…犯されそうになったもの」
●●は立ち止まり、ナミを強く抱きしめた。
「苦しい」
「素直じゃねェな」
「サンジくんならきっともっと優しいわよ?」
ナミは意地悪そうに笑った。●●はナミにキスをした。
「不意打ち…」
ナミの顔は真っ赤で、●●は満足そうに笑った。
「他の男の名前出すなよ」
「嫉妬?」
「わりィのか?好きなんだ。仕方ねェ」
●●の顔でさっきよりも真っ赤になった。
もしかしたら爆発するかもしれない。
「急すぎない…?もっとムードとか…」
「で?ナミは?」
「えっ!?」
ナミを優しく見つめる●●。
ナミは下を向いている。恥ずかしいんだろう。
「もちろん…好きよ」
ナミは顔をあげ、キスをした。
●●はニヤッと笑った。
「うん、知ってる」
「な、なによそれ!」
「顔に書いてあるぞ?おれが好きだって!」
「っ!!」
「それ、怒ってるつもりかしんねーけど…。かわいいだけだぞ?」
ナミは思いっきり●●を殴った。
「いてェ!!!」
「ふんっ!!」
「ナーミ!」
「なによ…」
「愛してる」
憎さ余って愛しさ千倍(私も愛してるわよ。●●以上にね)
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