一体何なんだ、この光景は。






丸井が苗字を犯している。
放課後、雨が降って部活がオフになったのはいいものの暇過ぎてどうしようかと悩んでいた。そういや、教室に切原に借りたAVを忘れとったと思って面倒ながらも戻った矢先。
教室には人影があった。

苗字と…丸井…?

苗字が丸井に押し倒され組み敷かれている状態だった。丸井は苗字の制服を乱暴に脱がし、暴れる苗字の両腕を自身の片手で抑えつけていた。

あっちゅー間に苗字はシャツのボタンを全開にされ、ブラジャー、ショーツまで脱がされた。脱がしたら苗字が益々暴れ始めた。その暴れる苗字の頬を丸井が思い切り殴る。すると苗字は大人しくなった。

女殴るなんて、酷い奴じゃのう…

そう思いながらも俺の股間は確実に勃起していた。更にエスカレートする二人の行為を見て早く熱を出してしまいたいという気持ちにさえなった。

いかん…苗字を助けるんじゃ…

そう思ってはいたが体が動かない。むしろもっと見たくなってしまった。


「ああっ、やだあっ!丸井くん、それだけはやめてええっ!!」


苗字がまた叫び出した理由は、丸井がよく慣らしもしていない苗字に挿入しようとしたから。


「ふん、お前どうせ処女なんだろぃ?…なら、せめて選ばせてやるよ。」


もう見てられん、と苗字を助けようとした時だった。丸井と目が合う。


「仁王、お前も交ざりてえんだろぃ?」


丸井は俺の存在に気付いていた。苗字も俺の方を見る。


「に、にお…くんっ、た、助けて…!」


震える声で懇願する苗字。白くて綺麗な胸が丸見えになっていて、スカートの中ではピンクのマンコが丸見えじゃ。


「選ばせてやるよ。俺と仁王、処女奪われるならどっちがいいんだよ?」


丸井が苗字の乳首を弄りながら問う。


「ひゃぁうっ!…ど、どっちも嫌あっ…」

「だってよ、仁王。どうするよ?」

「どうするも何も…俺は苗字を助けるぜよ。ヤったりはせん」

「はっ、そうは言ってもチンコ立ってんじゃねーかよ。往生際悪いみたいだから、最初はお前にヤらせてやるよ。」


ほら、と言いながら丸井が苗字の足の間から抜け、今度は片手で苗字の手首を、もう片方で苗字の足を広げさせた。


「ほら…、まだ誰も触ってねえから、綺麗なピンクだろぃ。締まりもいいはずだぜぃ。」


助けるとは言ったものの、俺にも理性の限界が来ていた。
下半身は今にもはち切れそうだというのに。更に苗字の中が丸見えのこの状態。


「にお、くん…お願い…」


お願いだから、助けて。
彼女はそう言おうとしたに違いない。ただ理性の壁と戦って爆発寸前の俺にはお願い、いれてにしか聞こえなかった。

ベルトを外しズボンと下着も下ろし、苗字の入り口に宛てがう。まだ濡れてもいないそのマンコに、俺のカウパーをなすりつける。


「やんっ…!あっ、やだあっ、あっ、あっ!」

「仁王、お前もそうなると思ってたぜ。苗字、俺のも舐めろぃ。」


丸井は苗字の口の中に自身を入れ、苗字の頭を掴んで動かしていた。
苦しそうにしてる苗字を見てまた大きくなる俺のモノ。我慢出来なくなってとうとう苗字の中に突っ込んだ。


「やあ…、あああああっ!」

苗字の中はまだ誰も受け入れてないだけあって物凄くキツい。奥まで入れてみたものの、快感が凄すぎて少し動かしただけでイってしまいそうになる。


「苗字、力抜きんしゃいっ…」

「やっ、む、りぃ…っ!痛いっ…よっ…」


それでも射精しないように、吐精感を抑えながら腰を打ち付けた。


「や、やあ、あんっ!あああっ!ああんっ!」

「はあっ…苗字っ…」


丸井はもうとっくに苗字の口から自身を抜いて、代わりに片手で扱かせていた。


「苗字っ…、気持ちいいぜぃっ…もっと激しくやれよ…っ」


苗字の丸井を扱くスピードが早まったのと同時に、俺の律動も早くなる。


「ああっ、やあっ!ああぁっ!あんっ、あっ!」


苗字はもう痛いと言わなくなった。それどころかマンコを濡らして大きく喘いでいる。


「ああっ!仁王くっ…もう、やめっ…」

「何、言ってるんじゃ…っ。マンコこんな濡らして喘がれても説得力ないぜよっ…」


一番奥をピンポイントで突くと、苗字は益々大きく喘いで、マンコを締め付けた。


「あああっ!あんっ!はあんっ…、あっ、あっ…!」

「ああっ…、ヤバい。イくぜよっ、苗字っ…」

「やあっ、中はやめてえっ…!!」

「ああっ、中はっ…くっ!」

「ああっ、ああん!あああっ!」


ヤバい。
そう思って咄嗟に引き抜いたチンコからは既に精液が滴っていた。

…中に、出たんじゃ。

掻き出そうとしたら、丸井に制され、突き飛ばされた。


「何するんじゃ、丸井」

「まだ俺イってねーし。手コキだけでお預け喰らうなんてそんな馬鹿な話はねーよなぁ?」

「ああっ!」


丸井が苗字に挿入した。
苗字のマンコは俺の精液と苗字自身の愛液でぐちゃぐちゃになっていて、その音が教室内に響き渡る。


「あ、ああっ!やだあ、ああんっ…!」

「あー、気持ちい。もう、だめだっ…!」


丸井も苗字の中に射精した。
苗字はぐったりとしていて、放心状態で俺と丸井を見つめる。


「二人とも、訴えてやる…!」

「はいはい、好きにしろよ。その代わりお前が犯されてるムービーばらまくぜぃ?」


そう言って丸井は教壇に置いていた携帯を苗字に見せる。そこには俺達に犯されている苗字が大声で喘ぐ姿があった。


「他校にも全部ばらまいて、お前も学校に居られなくしてやるよ」

「ひ、ひどい…」

「そういうワケでまたよろしくな、苗字♪」


丸井は鼻歌交じりに教室から出ていく。
俺はどうすればいいのか分からなくなり、とりあえず苗字に近寄り自分の上着をかけてやった。


「いつまでもそんな格好しとったら、風邪引くぜよ。」

「あんな事しといて…、今さら…っ」


苗字が泣いた。声を出して涙をいっぱい流して。
俺らが泣かしたのは分かっている。でも、もう過ぎてしまった事。どうする事も出来ない。むしろ泣いている姿に欲情しそうになった。

どうしようもなくムシャクシャして、教室から出た。


「苗字、また次も頼むぜよ。」


俺は、墜ちた。





2010.10.14




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