女心と夏の海



「螺旋丸!!!」



『きゃー!!すごーい!』
「まわるねー!!」


こんな平和なビーチには似つかわしくない単語が聞こえたと思いますが
ご心配なく


ナルトがとても小さい螺旋丸を海に沈めて流れるプールならぬ長れる海を作ってくれた




みんなで浮き輪につかまってキャーキャー言いながら流されていく隣を
クロールでバシャバシャ泳ぐイタチとサスケ



「あいつらも一緒に遊べばいーのにな」

『遊びたくなったら来るでしょ!それよりナルト!もう一回して!』


「そーだな!よっしゃ!いくってばよ!螺旋丸!!!」



「待て!!こんな場所で螺旋丸だと?!」




『「え?」』



突然した切羽詰まった制止の声にその場にいたみんなが振り向く



「ネ、ネジ兄さん、、、」



「ネジー!なんだってばよー!せっかく遊んでんのに!」



「今、螺旋丸と言っていなかったか?!」



「言ったってばよー?」

海に流れ作るためにやってたんだってばよ
と説明するとなんとか納得したネジ



「紛らわしい遊びだな、まったく」


「まぁまぁ!楽しいからよ!ネジも一緒にどうだ?」

『ネジくーん!一緒に泳ごうよ!!』

「そうですよ!ネジさんも泳ぎましょう!!そうだ!いの達も呼んでいいかしら?!」



サクラの提案でいの達も後から来ることになった



女心と夏の海




「サークラー!!」


「いの!!!こっちこっち!!」


手を振りながら近づいてくるいの
他にも何人か見覚えのある人影が




「ったく、こんなあちーのに外に出るなんてめんどくせぇ」

「そう言いながらも来てるところがシカマルらしいよね」

「おーい、スイカとお菓子持ってきたよー!」




シカマル、サイ、チョウジも合流し後から修業を終えたリーも誘い
いつの間にか大人数になっていた



『ねぇ!せっかくこんなに集まったんだから!チームに分けてゲームしようよ!』



たのしそー!!!
っと乗ってくれた女子二人組

めんどくせぇと約一名言っているが
女の意見が一致した時点で
男達の拒否権はないに等しい


じゃあまずはチーム分けからね!
と、どんどん事を進める女達



Aチーム
ナルト、サクラ、シカマル、ヒナタ、サイ、イタチ

Bチーム
サスケ、いの、リー、ネジ、チョウジ、ミツバ、ハズキ



「おい、なんで兄さんと別なんだ」


『それ、普通は私の台詞じゃない?』


「サスケくん、私と違うチームなのは気にならないんだ」



「うちはと日向は各チーム一人ずつに分けさせてもらいました!後は厳正なるくじ引きなんだから文句いわない!」


私だってサイと離れたんだから
と呟いたいのの声はしっかりミツバの耳に届いていた

へーえ、いのちゃんととサイがね、、、


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