夏だ!海だ!青春だ!!



ザザーン ザザーン

カモメたちの鳴き声と
キラキラと輝く白波
どこまでも続く広い空




そう、ここは、、、




『う「海だってばよーっ!!」・・・・。』



「ふっ、先を越されたな」



『・・・うるさい』


そう、ここは海!
白い砂浜が輝くビーチ!


夏!ということでうちは2家とうずまき家で海に遊びにきた




「キレー!!今日は日頃のことは忘れてパーっとやりましょ!パーっと!!」


「う、うん!楽しもうね!ナルトくん!」


「おう!泳ぐってばよ!サスケェーオレと勝負しろーっ!」


「騒ぐなウスラトンカチ、余計暑い」


「サスケ、日焼け止めはしっかり塗っておけよ」


『女子力高いね』


「日焼けは美肌の大敵だぞ、ほらハズキ。お前も塗ってやるから来い」


「はーい!」



我が家の男は私より女子力が高いみたい


『じゃあ私たち着替えてくるから、ハズキのことよろしくね』


「ああ、まかせろ」


「ナルトォ!覗くんじゃないわよ!!」


「わかってるってばよー」


そう言って更衣室に向かった女性陣
残された男四人はと言うと



「なぁ、イタチ!ミツバ姉ちゃんってばどんな水着かな?」

ニヤニヤしながらイタチの顔を見るナルト


「ミツバの水着姿を見ていいのはオレだけだ」


「そんなの無理だってばよ!こんなに人がいるんだからな!あー楽しみだな!」


「チッ、くだらん」


「んだよサスケェー、サクラちゃんの水着姿楽しみじゃねーのかよ!」


「そんな物見てどうなる」


「わかってねーなぁ!あー、ヒナタはどんな水着かなぁー?」


「ナルトにいに、みずぎみたいの?」


「そうだってばよ!ハズキも楽しみにしてろ?」


「おい、ウチの子に変なことを教えるな」


「男はだれでも通る道だってばよー!」


「じゃあ、ハズキのみずぎ見せてあげるね!ほら!かっこいい?」


自分の履いている海パンを必死に伸ばしてナルトに見せるハズキ



「・・・・。」


「ふっ」
「ハズキの方が上手だったな、ウスラトンカチ」


「かっこいいでしょー?」


「あ、ああ、かっこいいってばよ、、」









「お待たせー!サスケくん、どうかな?」



「、、、いいんじゃないか」


目をそらし鼻を押さえるサスケ
まさかこいつ鼻血でそうなんじゃないか?



「ナ、ナルトくん、どうかな?」

「?!」


目を見開くナルトに


「あ、ご、ごめんね!やっぱり似合ってないよね!今すぐ服に着替えるから!!」

更衣室に戻ろうとするヒナタの腕を掴み


「すっごい似合ってるってばよ!!」




『いいねー反応が初々しくて』


「ああ、全く子どもだな。水着姿ごときで」

と、涼しく言うイタチ



『・・・・。』



「なんだ?その顔は」



『鼻血出てるよ』



「・・・・。」



夏だ!海だ!青春だ!!!



「パパ早くー!!」


パパの鼻血をティッシュで拭いてあげ、浮き輪をつけて早速海に走って行くハズキ


すると、、、




「ストーップ!!!!」



「「?!?!」」



「いけません!水に入る前はきちんと準備体操をしなくては!!!」


「ゲジマユ?!」


シュタッと現れたのは
上下の繋がったボーダー水着を着たロック・リーだった



「ナルトくん!みなさん!お久しぶりです!!しっかりルールを守って楽しく泳ぎましょう!!」



「リーさん、こんなところで何してるの?」

誰もが気になっていたことをサクラが聞いてくれた


「今日は砂浜を逆立ちで五千往復しようかと思いまして!!」


「相変わらず凄いわね」


「では僕は修業が残っているのでこれで!ハズキくん!しっかり準備体操するんだよ!」


キランっと効果音がつきそうなスマイルを残して去って行った



「ママー!いまのだれー?」


『うーん、木の葉一熱い男よ』


「ふーん」




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