お義姉さんが一肌脱ぎます



《注意!!若干下ネタ投下します》



ミーン ミンミンミーン

ミーン ミンミンミンミーン




『あっつーい、、、溶けるー、、』


「ママ!あそぼ!おそといこーよ!」


『ハズキ、、外は勘弁して、、』


「えー?どうしてー?」


どうしてー?だと?!
暑くないのか?!
子どもって体温大人より高くなかったっけ?!


季節はすぎ8月に突入した
蝉は鳴くは外は暑いはいいとこなしだ


「ねぇーママーあそぼーよー」


『まってね、気合い入れるから、、』


とは言ったものの、なかなか入ってくれない私の気合

涼しくてハズキが退屈しない天国なような場所はないだろうか
普段使わない脳みそを必死に動かしていると


『あ!』


いーこと考えた!!



お義姉さんが一肌脱ぎます



「で、どうしてこうなった」



『え、なにが?』


わざわざ新婚ホヤホヤのうちは家に遊びに来てみた
ごめんね、サクラちゃん!!



お前なぁ
と、ため息まじりにいうのは
愚かなる弟サスケだ




「誰が愚かだ」


『あ、つい本音が』


「オレをおちょくりに来たんなら帰れ、今日は珍しく非番なんだよ」


『ハズキがどうしてもサスケと遊びたいって言うからさー、ね!そこをなんとか!』


当のハズキはサクラが出してくれたアイスに夢中だが


「アンタが楽したいだけだろ」


『そんなー、可愛いサスケちゃんとサクラちゃんに会いたかったの』


「よく言うぜ」



ブツブツ文句言いながらも最終的には遊んでくれるんだからなー
サスケがパパになるのが楽しみだ!



『サクラちゃん!ごめんね!せっかく新婚ホヤホヤなのに』



「賑やかなの好きですし!全然構いませんよ!!ハズキくん可愛いし!」


リビングで遊ぶ二人を温かい眼差しで見守るサクラ



『あ!』


「どうかしたんですか?」


『ねぇねぇねぇ、サクラちゃん?』


「え、、、?」


あまりの私のニヤつき具合に若干引き気味のサクラ


『ママになる予定はどうなってんの?』


「なっ!?」


顔を真っ赤にさせて下を向くサクラちゃん


「な、何言ってるんですかミツバさん!」


『え?サスケとそんな話しないの?何人欲しいーとか』


「し、しないですよ!!」


『えー!夫婦なのに!あ!まだ二人の時間が大切か!』


「・・・・。」

表情が暗くなり下を向くサクラちゃん


『ん?サクラちゃんどうしたの?』


「ミツバさん、、ちょっと相談にのってくれませんか?」


そう言ってゆっくりと口を開いた




『それはサスケがわるい!!』



話によると、同じベッドに寝ようが
そういう雰囲気を作ろうがサスケは
一向にのってこないらしい
そこまでして何も起きなければ
自分がちゃんと愛されているのか
サクラが不安なっても仕方がない


『サクラちゃん!この件は任せて!』


「え?」



『私がどーにかしてあげるから!!』

どこからともなく闘志が湧いてくる
サスケめ!私の可愛いサクラちゃんを傷つけおって!
余計なお世話かもしれないが
このままではサクラちゃんの気持ちはどうなる!!


『サスケェェェ!』


「うるさい」


『うるさいじゃないわ!ちょっと来て!』


「チィ、ハズキと遊べって言ったり来いって言ったり」


『いいから、早く来なさい』


そう言って手招きをし、別の部屋に連れて行く


「なんだ、向こうで話せばいいだろ」


『サスケってさ、、、』


「?」



『童貞?』



「はっ?!?!」

目を見開き若干顔が赤いサスケ
うん、この反応は、クロだ



『なるほど、、、』


「なんだよ急に!!そんなこと言うために呼んだのか!」



『いや、まさかアンタがね、顔もいいしモテたでしょーに』


「う、うるさい」

更に顔を赤くするサスケ
でもサクラちゃん、よかったね!
きっと大丈夫だよ



『サスケ、サクラちゃんを待たせすぎー!女の子から仕掛けるのにどれだけ勇気がいって、断られたらどれだけ傷つくかわかってんの?!アンタも気づいてんでしょー?!』


「・・・・」


『アンタがサクラちゃんを大事にしてるのはわかるけど、結婚したんだし!サクラちゃんも覚悟は出来てるし!男のアンタがいつまで尻込んでてどーすんのよ!』

バシッと背中を叩くが未だ下を向いたままのサスケ


「何も知らないから、かっこわるいだろ」


はぁっ?!

『そんなこと言ってる方がかっこわるいわ!何そのプライド!そんなの勉強したらいいじゃない!イタチにでもナルトにでも聞きなさい!そんなプライド糞食らえよ!サクラちゃんがどれだけアンタのこと好きかわかってんの?!下手でもいいのよ!アンタに愛されてるってのが伝わればそれで幸せなの!!』


あんまりサスケが腑抜けたことを言うので
思わず感情的になってしまった
私がここまで畳み掛けるのを初めて見たサスケは目を見開いて驚いている


「あ、ああ、、、」



『あと!サクラちゃんと将来についてちゃんと話すこと!!言葉にしなきゃ伝わらないことだってあるんだからね!』


もう一度背中を叩くと次はしっかり前を見据えるサスケだった



家に帰り、今日の出来事をイタチに伝えと


「そうか、サスケがな」


『だから近々そーいう相談してくるかもしれない』


「わかった、ミツバとの経験をまとめておこう」


『え?!いやいや!やめてよ!?』


「なぜだ?サクラのためだろ?そうだな、新しい情報も追加しておかないとな?」

そう言ってこちらへむかってくるイタチ

『待って待って!ハズキが起きるよ?!ね?』


「大丈夫だろ」


『イタチ?!ちょっと!待ってええええ!!』



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