05 ソレ、やっぱりアレですか
『ふぇーお腹いっぱいー』

「なんて声で喋ってんだか」

『やっぱカカシ先輩のご飯美味しいですねー合鍵できても週4で食べに来ます』

「なんかリアルな数字がいやらしいな」

『先輩よりいやらしい人なんていませんよ』

「泣いていいかな」

『え、追い出しますよ』

「いや、俺の家だか『あっ!!』」


っとミツバがいきなり大きな声を
出したのでビクッとする


『そー言えば先輩、さっき暗部辞めたって!どうしてですか?』


それ、やっぱりアレですか



「あー…言ってなかったかな」

『聞いてません!やっぱりアレですか、そろそろ俺も三十路だし結婚とかそーゆうの考えなきゃな的なアレですか』

「残念ながら違うよ、オレ今先生やってんの」


『はっ?先生?』

‥先生ってアカデミー?
この人が先生って、アレか?
保健の授業でならうアレか?
それ以外アカデミーで教えれる
ことってあるのかこの人に?!

「あのさ、ミツバって俺のことそーゆう目で見てたのね‥それに残念ながらアカデミーの先生じゃなくてスリーマンセルの下忍育成ね」

『あぁ、あれか』

「反応薄っ、まぁいいけど」

『もう暗部には?』

「暗部ねぇ考えてないかな」

『そう、ですか…』

「なに?俺がいなきゃ寂しいとか?」


ニヤニヤしながら聞いてくる
カカシ先輩のみぞおちに
ストレートパンチをくれてやった


『よし、寝るか』
未だに苦しむカカシ先輩を
放置し寝ることにした


「ぐ……ミツバ何処で寝るつもりよ」


『え、ベットですけど』

「俺のベット」

『客人を床に寝かせるんですか』

「客人っていうか襲撃者だよね」

『カカシ先輩床で寝てくださいよ』

「聞いてないのね」

『って言うつもりでしたけどあたしが床で寝ます』

「えっ?!」

そんなに驚かなくてもいいじゃないか


『何か可笑しなこと言ってますかね?』

「え、いや…なんかいきなり素直になると…ねぇ、悪いっていうか…」

『じゃあ遠慮しないでベットにねます「え」』


『とゆうか‥‥布団もう一式あるんですか?』

「‥‥‥‥」

何も返せない俺


有るわけない
だいたい誰かが泊まりにくるなんて
1年に1度あるかないかだ
しかもソファーもない


『はぁ…振り出しに戻りましたね…』


「‥‥‥‥」


『!』


するとミツバが何か閃いたようで


『そういえば先輩今彼女いないんですよね』

「あぁ、いないけど」

『じゃあ一緒に寝ましょうよ』

は?
遂に頭までおかしくなったんだろうか


『大丈夫です!私は先輩のことお兄ちゃんだと思ってますから!』


「そーゆう問題じゃないでしょうに」

『む!先輩は私と寝るのがそんなに嫌ですか!』

「あのねぇ〜」

『カカシ先輩が私に何もしなければノープログレムです!それに私カカシ先輩けっこう好きですから何とも思いませんよ?ねっお兄ちゃん?』


「っ///」騙されるな俺
目の前に居るのは小さな悪魔だ
なんか変な展開になってきたぞ‥

俺が色々と悩んでいるうちにミツバは既にベットに入っている


『わーカカシ先輩の匂いがするー』



もうこの際どうにかなるだろ
俺も大人だ、相手は子どもだ
木ノ葉隠れの里 上忍 はたけカカシ
甘くみてもらったら困るね


「そーゆうの反則、お兄ちゃん怒こるぞ?」


『え、キモ』

「ぐさっ」

『自分で言うんですか‥まぁいいや!お休みなさい先輩!』


「あ、ああ‥お休み」



寝ぼけてせんぱいーと
抱きついてくるミツバのせいで
カカシは眠れなかったとか
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