34 う す ら 君
「・・・・てことで、頼んだよー」


ーバタン


『………え、なぜ』


「それはこっちの台詞だ」


のおおおおおん!なぜだ!なぜ私はここにいる!しかもこいつと!こんの生意気なクソガキと!顔はいいくせに性格は最a「おい、それ以上言うと燃やすぞウスラトンカチ」

『はいでたぁ!ウスラトンカチ!もう名前うすらサスケとかにすれば!!』

そう、やつだ。うすらサスケだ。

「うちはだ」



なぜ私がうすらサスケと同じ部屋にいるか、それは数分前に至る。





『なんでもしますからー!!』

「なんでも?」

『なんでも!』

「(ニヤッ)」

この時ヤツの口元の動きに気づいていればよかったのだ
しかし気づいた時には遅く
すでにこの部屋の前だった
そして

「この部屋の資料を中に居るヤツと調べといて、そのあと修行も頼まれてるから。てことで、頼んだよー」


ーバタン





いやいや!頼んだよー
じゃねーよ!
まぁ確かに!ここはエアコンきいてて涼しいけど?!
私が求めてたのはこれじゃなぁぁぁい!!



う す ら 君



「おい、なに一人で暴れてる。邪魔するなら帰れ。てかなんでお前ここにいるんだ」


『そんなのこっちが聞きたいわうすら君』


「うちはだ」


『いやもうそんなのどっちでもいいからさ、私何すればいいの』


「は?」
なんだこいつカカシに無理矢理連れて来られた様に見えたが満更でもないのかよ


『は?ってなんだようすら君、心優しいお姉さんが手伝ってあげようとしてるのに、あ、やっぱ兄さんが良かったか、すまんな私で』


「はっ?!ちげーよっ!!誰もそんなこと言ってねぇだろっ!しかもこれはもともとカカシに頼んだ事だ!」


『はい、またムキになる。すまんな私で』


「っち、勝手に言ってろ」
少しでもいいやつかもと思った俺がバカだった、こいつはそーいうやつだった。


『はー、まぁ暑さには変えられん。早く何してんのか教えなさいよー』


「千鳥の応用で新しい術ができないか調べてた」


『へー、勉強ねっしん』


「お前、性質は何だ」


『私ー?風と雷ー』


「お前も雷なのか、千鳥できるのか」


『できるわ!カカシ先輩の放電する技でしょ』


「なら丁度いい、俺の修行に付き合え」


『え、なんか頼み方おかしくね?』


「だまれ、とりあえずこの資料全部読むぞ」


『…………。』
なんでこんな目にあわなきゃいけないんだ、これも全てうちはの変態長のせいだ、おぼえてろよ!!!
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☆写輪眼ないけどサスケくんのために千鳥使えることにしといてあげてください!

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