「ではまず任務内容の確認からだ、今回の任務は
バナナ狩りだ」
「「「『…………。』」」」
『…ごほっ、げほげほっ!…第七班、部隊長体調不良のため任務遂行不可能であります!ごほっ』
「なに!ならば俺が付きっきりで看病してやろう。二人っきりの個室で『しゃきーん!元気になった!』そうか残念だな」
『………』
今一瞬人生の幕が下りるところが見えた…
「話の続きだが取り敢えずバナナ取りだ。危険は伴わない任務だが両班とも心してかかるように」
「「「…….はーい」」」
BA-NA-NA!
「ったく…めんどくせー、合同任務ってからどんなすげー任務かと思えばバナナ狩りって…」
「でもシカマル、ここのバナナすんごく美味しいよ モグモグ」
「サスケくーん!見て見て!あたしこんなに取ったわよー」
「………(チッなんで俺がこんなこと)」
「コォラ!イノブター!余計な口叩く前にさっさと終わらせなさいよ!」
「サックラちゃーん!俺もこんなに取ったってばよ!」
『…(モグモグ)平和ですね…(モグモグ)…』
ナルト達が取ってきたバナナを凄いスピードで食べる。食べる。食べる。
もうバナナの皮でソファーができそう
「ミツバ、お前そんなにバナナが好きだったのか。早く言ってくれれば毎晩俺のバna『それ以上お口を開きやがるな変態ー!』くっ!」
はっ!いわゆる隊長のバナナ、攻撃してやったぜ!
「っ……おい、ミツバ…これで俺のバナナが一生使い物にならんくなったらどうする…っ。困るのはお前だぞ…子どもが欲しくても『あたしは正常なんで子ども産めますから』…だから相手が正常ではなくなると言ってるんだ」
『え?あたしの相手ですか?相手なら今病院のベッドで寝てますけど』
「「「えええええ?!?!」」」
「なっ?!?」
ばたんっ
『え、隊長』
「兄さんっ!」
ショックすぎて倒れてしまった隊長だった
『あ、今の嘘ね』