29 BA-NA-NA!
「ではまず任務内容の確認からだ、今回の任務は





バナナ狩りだ」



「「「『…………。』」」」


『…ごほっ、げほげほっ!…第七班、部隊長体調不良のため任務遂行不可能であります!ごほっ』


「なに!ならば俺が付きっきりで看病してやろう。二人っきりの個室で『しゃきーん!元気になった!』そうか残念だな」


『………』
今一瞬人生の幕が下りるところが見えた…



「話の続きだが取り敢えずバナナ取りだ。危険は伴わない任務だが両班とも心してかかるように」

「「「…….はーい」」」




BA-NA-NA!



「ったく…めんどくせー、合同任務ってからどんなすげー任務かと思えばバナナ狩りって…」

「でもシカマル、ここのバナナすんごく美味しいよ モグモグ」

「サスケくーん!見て見て!あたしこんなに取ったわよー」

「………(チッなんで俺がこんなこと)」

「コォラ!イノブター!余計な口叩く前にさっさと終わらせなさいよ!」

「サックラちゃーん!俺もこんなに取ったってばよ!」



『…(モグモグ)平和ですね…(モグモグ)…』
ナルト達が取ってきたバナナを凄いスピードで食べる。食べる。食べる。
もうバナナの皮でソファーができそう


「ミツバ、お前そんなにバナナが好きだったのか。早く言ってくれれば毎晩俺のバna『それ以上お口を開きやがるな変態ー!』くっ!」


はっ!いわゆる隊長のバナナ、攻撃してやったぜ!


「っ……おい、ミツバ…これで俺のバナナが一生使い物にならんくなったらどうする…っ。困るのはお前だぞ…子どもが欲しくても『あたしは正常なんで子ども産めますから』…だから相手が正常ではなくなると言ってるんだ」

『え?あたしの相手ですか?相手なら今病院のベッドで寝てますけど』


「「「えええええ?!?!」」」
「なっ?!?」

ばたんっ

『え、隊長』
「兄さんっ!」

ショックすぎて倒れてしまった隊長だった




『あ、今の嘘ね』


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