27 優しい人ほど怒ると恐い
カラカラ…カラ…

そーっと、ドアを開ける


コト…

そーっと、花瓶を置く


………。

しっかり寝てます、おっけー!


スッ…

そーっと、、、布団を剥がす


ドキドキドキドキ






どっきゅーーん!
きましたー!やりましたよみなさーん!

只今人生において2回目のイケメン
拝見中ですよーー!
すかさず用意していたカメラを取り出し

パチリ
ガシリっ!

へっへっへー
これでカカシ先輩の弱味を握ったと共にイケメンプロマイドGETだぜっ☆
しかもガシリっ!だってー!2枚も撮っちゃったぜー☆

……ん?がしり?

「おはよ、ミツバ?」

おーまいがーーーー!
笑ってない!顔笑ってるのに笑ってないいい!

『……あ、あら。ご機嫌麗しゅうカカシさん。それでは私はそろそろおいとまいたしますわ、オホホホ…』


「あ、そう?そしたらそのカメラこっちに渡してお引き取り願おうか」

『やぁねーカカシさん!女の子のカメラを奪うなんて!』

「わかったから、貸しなさい」

チリチリチリチリ

え、ちょっと待って、片手チリチリ言ってますけど、手が放電してるんですけど

『大変!カカシ先輩!手が放電してますよ!お医者様を呼ばない…ぎぃやあああ!ごめんなさいーー!』






「あ、すみませーん、一人感電しちゃったんでお医者さんお願いします」




優しい人ほど怒ると恐い





「ったく…、お前は何をしたんだ、カカシを怒らすとは大したやつだよ本当に」

『ふえーん、綱手さまー』

「知らん、自業自得だ。しかし調度よかったな」

『はい?何がですか?』

「ミツバに任務だ。あの通りカカシは動けん、ナルト達第七班のカカシの代わりをお前に任命する」

『えーまだ休暇中なのにー』

「だまれ、カカシにも借りを作っただろう。これは決まりだ、早速任務に行ってもらうぞ」

『うえー「(キッ)」…はーい…』
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