09 シワの原因
『あー疲れたー』

「お前、結構強いんだな‥‥」


こんの生意気な口を聞くのは
〔生意気口協会〕創立者である
うちはイタチの弟、うちはサスケだ

「生意気口協会ってなんだ、そんなもの創立した記憶はない」

『ふっ!嘗めてもらっちゃこまりますよ!私!実は暗部ですか【ゴンッ】いって!!』


「暗部が自ら正体をバラしてどうする」


『きぃぃぃ!でも殴ることないじゃないですか!!』

「黙れ、手が滑った」

『あーあー、もう隊長もそんな歳に…そろそろ引退しやがっれーそして私が隊長!!』

「その口一生使えないようにして欲しいか」


未だにぎゃあぎゃあと騒ぐ二人に
俺はこんな奴らに負けたのか
と心に傷をおったサスケであった



シワの原因



「ふっ、やはりミツバは俺無しでは生きていけないか」


『は?待て待て!いつそうなった、話の分岐点はどこ、そんな分岐点にたどり着いた覚えはないです』


「さぁ、帰るか」

『え、無視?話振っといて無視ですか?泣いちゃうぞ!ミツバちゃん泣いちゃうぞ』

「………キモイ」

『さぁすけぇぇぇぇぇ!!』
「よく言った、流石俺の弟だ」

「に、兄さん…//」


『お前等のがキモイよ、ブラコンめ…』



「「ただいま」」
『お邪魔します…』


「あらあら、おかえりなさい。ご飯できてるわよ」

「ああ、今行くよ」

「トマトは?母さん」

「ちゃんと有るわよ」

するとサスケの口元が微かに歪む

え、どんだけ嬉しいの
そんなにトマト好きなのか

「サスケ、トマトを聞くのならキャベツも聞け。常識だろう」

いや、何を基準に常識なのかわからないし
この人の常識は一般人からすれば非常識だ


『じゃあ…私はそろそろ…』

「え?何言ってるの?ミツバちゃんの分もあるわよ」


そんなニコニコ笑顔でいわれたら…
断れないじゃないか…


さぁさぁ!食卓につくと
何とも威厳の有りそうな
おじさんがどしりと口を
への字にまげ目を瞑って
座っている
てか、シワ…
これか!イタチのシワの原因は!
イタチと見比べるとイタチの方がだいぶ長い
あー成長と共に伸びていったのか
可哀想に………



「ミツバ、うちの父さんだ」

『は、初めまして!風賀ミツバです!』

「………ああ」

『…………』


え、それだけ?!

私がキョトンとしていると
こーゆう人なのごめんなさいね
とお母様が声をかけてくれた

あぁ、やはり女神っ!



そしていただきますと皆で言い
ご飯をたべた
久しぶりに大人数で食べたご飯は
とても美味しくて、温かかった


(あれ、私何でここに居るんだっけ…?)
prev next
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -