本当に、可愛いなあ。
『聞いて聞いてリヴァイ!エルヴィンに褒められた!これ出世する!出世しちゃう!?』
「うっせーな。」
リヴァイは不機嫌そうに眉間をよせた。
いつの間にかリヴァイのが上になってしまった。なんだよ、兵士長って。
あの頃は私のが立場上だったのになーなんて。今じゃリヴァイの部屋のが広いし、執務室と私室持ってるし羨ましい。
リヴァイだ…ドヤッとか言ってたあの頃に比べて今のリヴァイのが感情の起伏が顔にでなくなった。でも雰囲気でなんとなくわかる。
そして今、リヴァイは不機嫌だ。
『リヴァイどうしたの』
「別になんでもねーよ」
『なんでもあるじゃん』
「っせーな。」
『どうしたリヴァイ!反抗期か!あれか、リヴァイ!落ち着け!おっぱい触る!触る!?』
「触らねーよ」と言われた。言われたけど、明らかにリヴァイは私の胸をもんでいる。
今私はソファーに座るリヴァイに寄りかかるように座っている。私のが小さいのでおさまっている。
しかしリヴァイっておっぱいすきだよなあ。別にいいんだけど、なんだろ。寂しいのかなリヴァイ。
私がそばにいるじゃないか。
『リヴァイーなんかあったら私に言うんだよ』
「なんでお前に言わなきゃいけない」
『逆になんで言ってくれないの』
「………うるせーな………はあ………1ヶ月ぐらい旧本部で特別任務につくことになった」
『まじで』
「嘘ついてどうするんだよ」
『え、1ヶ月会えないのかあ。寂しい』
「俺は清々するするけどな」
『じゃあ1ヶ月会えないから、婿にこい』
「行かねぇから」
清々するといいながら、不機嫌なのは誰だろう。不機嫌で、さっきから人おっぱいを揉みしだいてるのは誰だろう。
リヴァイって本当に可愛いなあ。
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