〜side tuna
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京子が離れて最初に正気になったのは、持田だった。

「てめぇ!」

バキッ とツナを持田は勢いよく、右手でパンチする。ツナは殴られた反動で地面に尻餅をついて殴られた場所を手で押さえて、

「ふざけてんじゃねーぞ!ヘンタイ野郎!」

と捨て台詞を吐きながら逃げた京子を追って行くのを見送った。そうして漸く正気に戻ったツナは、はっとして、頭を抱えた。

(なんてこった、告白しちまったーっ!これじゃあ、変態じゃねーか!!!)

するとそんなツナの側に、何処からともなく家庭教師となったリボーンが現れ、

「死ぬ気タイムは5分間だ。5分たつと正常にもどる」

と言った。鼻の奥に違和感があって鼻から息を吐くと、出て来たのは銃弾。うわ、マジで撃たれてたのか!さっと一瞬血の気が引いたが、次のリボーンの言葉で俺はとどめを刺された。

「京子にはおめぇの告白は通じてなかったな」




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