本編

ラ「えー、いいじゃない。あんたどーせ興味ないでしょ」

ビ「当たり前じゃない! けど、他は違うのよ! ていうか言わせたいのよ!」

ラ「何よそれ……」

ウ「ほら、ラミーナさんも覚悟を決めて下さい」

ラ「仕方ないわね。……そうね、どうせならデートといわず旅行に行きたいわ」

ビ「あら、どこに旅行したいのかしら?」

ラ「世界中ね。あたし、公私ともに外国はディアナとロベルティーナしか行った事ないの。」

ウ「へぇ、そうなんですか。ちょっと意外です」

ラ「そういうウエーバーは?」

ウ「僕は八大国ならブラドワールとナール以外は行きましたよ。と、言っても全部仕事ですけど」

ビ「あんた達、その歳で色々大変ねぇ」

ラ「ま、自分で選んだことでもあるけどね」

ウ「やりがいもありますし」

ビ「あっそう。まぁ確かに仕事ってのはやりがいがないと、つまらないものだしねぇ」

ラ「じゃぁあえて聞くけどあんたの正式な仕事は?」

ビ「教えな〜い! いずれ本編でも分かるわよ」

ウ「ほんとですか?」

ビ「ほんとよぉ。それに、勘のいい人はもう分かってるかもぉ」

ラ「……あたし達の宝玉を狙うってのが、普段の仕事なんてオチないわよね?」

ビ「それ、ここ数ヶ月だけだから、安心なさぁい」

ウ「どちらにせよ、あんまりいい感じはしませんけどね」

ビ「ふふ、そのうちビルダちゃん達についても出てくるわよぉ」

ラ「そのうち、ねぇ……」

ウ「逆に気になりますね」

ビ「でもまだ駄目ぇ〜。オイシイとこは最後にとっておかないとぉ」

ラ「あたし、好きなものは少しずつ食べる派なのよねぇ」

ウ「そうなんですか? 僕は最後に取っておく派ですけど」

ビ「ビルダちゃんは最初に食べる派だけどねぇー」

ラ「見事に分かれたわね……」

ウ「性格ですかね」

ビ「個性ってやつねぇ」




[ 14/32 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -