本編 ラ「えー、いいじゃない。あんたどーせ興味ないでしょ」 ビ「当たり前じゃない! けど、他は違うのよ! ていうか言わせたいのよ!」 ラ「何よそれ……」 ウ「ほら、ラミーナさんも覚悟を決めて下さい」 ラ「仕方ないわね。……そうね、どうせならデートといわず旅行に行きたいわ」 ビ「あら、どこに旅行したいのかしら?」 ラ「世界中ね。あたし、公私ともに外国はディアナとロベルティーナしか行った事ないの。」 ウ「へぇ、そうなんですか。ちょっと意外です」 ラ「そういうウエーバーは?」 ウ「僕は八大国ならブラドワールとナール以外は行きましたよ。と、言っても全部仕事ですけど」 ビ「あんた達、その歳で色々大変ねぇ」 ラ「ま、自分で選んだことでもあるけどね」 ウ「やりがいもありますし」 ビ「あっそう。まぁ確かに仕事ってのはやりがいがないと、つまらないものだしねぇ」 ラ「じゃぁあえて聞くけどあんたの正式な仕事は?」 ビ「教えな〜い! いずれ本編でも分かるわよ」 ウ「ほんとですか?」 ビ「ほんとよぉ。それに、勘のいい人はもう分かってるかもぉ」 ラ「……あたし達の宝玉を狙うってのが、普段の仕事なんてオチないわよね?」 ビ「それ、ここ数ヶ月だけだから、安心なさぁい」 ウ「どちらにせよ、あんまりいい感じはしませんけどね」 ビ「ふふ、そのうちビルダちゃん達についても出てくるわよぉ」 ラ「そのうち、ねぇ……」 ウ「逆に気になりますね」 ビ「でもまだ駄目ぇ〜。オイシイとこは最後にとっておかないとぉ」 ラ「あたし、好きなものは少しずつ食べる派なのよねぇ」 ウ「そうなんですか? 僕は最後に取っておく派ですけど」 ビ「ビルダちゃんは最初に食べる派だけどねぇー」 ラ「見事に分かれたわね……」 ウ「性格ですかね」 ビ「個性ってやつねぇ」 [mokuji] [しおりを挟む] |