■カディラ
ハーウェンたちのいる街。オルノウェイス最西端に位置。
西の魔境に程近いので、魔境から吹く風の魔力の影響や魔物の侵入を減らすために街全体が結界で囲まれている。
オルノウェイスの中では魔狩人や術式師の数が一番多い街。
街は円形で、中心の広場と時計塔から放射状に広がるような形。
時計塔は街の結界の要石でもあり、強い魔力を持っている。
魔境から下りてくる魔物がそれに惹かれて集まりやすいので、夜の中央広場はよく魔狩人たちの狩り場になる。
■ジレイン
カディラの北側の街。
オルノウェイスの中では最も法律が緩いといわれており、国内一の治安の悪さ。
ここからカディラに人が（逃亡などで）流れてくる事がよくある。（カディラはその辺りの法律や戸籍管理が緩い。）
こちらも一応魔境が近いので、カディラほどではないが結界壁などの対策がされている。
ジレイン出身者は独特の癖のある口調と、灰色や紫など薄い目の色が特徴。
■クレール
オルノウェイスの首都。
前項でも書いた通りくじ引きで首都になった街だが、現在はきちんと役割を果たしており人口も国内で最多。
主な機関や施設が一通り揃っていて、一部の手続きや事務処理などはここに来ないとできないものもいくつかある。