盃兄弟 | ナノ

兄弟と隣人でそれぞれ1


名前を起こす兄弟と隣人さん。



1.ルフィの場合


「名前ー、起きろよー」
「んー…」
「つまんねェよー…。なァ名前ー…」
「……」
「チェー…、つまんねェなァ」
「…」
「……。にしし!しょうがねェ、俺も一緒に寝るぞ!」
「んー…、いい子いい子…」
「失敬だぞ、名前!俺はもう子供じゃねェ!」
「かわいーよー…」
「…やっぱ名前ずりィ。あ、でもサボもエースもいねェからおっぱい枕できる!」
「うっ…」
「きんもちいー!」
「……苦し…!」
「がー、がー」


構ってもらえないルフィが拗ねて一緒に寝ます。
ついでにおっぱい枕してもらいます。




2.エースの場合


「名前、こんなとこで寝てっと危ねェぞ」
「…」
「どっかの格好いい兄ちゃんがキスするぞー」
「うー…」
「はい、お返事もらいましたー。知らねェからな」

(ちゅ)

「ん、ううん…」
「それでも起きねェのはちょっとショックだな…。あーもう我慢しねェぞチキショー」
「我慢しろバカ」
「いてッ!」
「バイト行け。馬車馬の如く働いてこい」
「うわ、やべ!もうそんな時間か!」


何度も頬や額にキスをします。
「やだ」と言ってもします。無防備に寝ているのがいけないらしいです。





3.サボの場合


「ったくあいつはいっつもいっつも…」
「うーん…」
「……無防備に寝ている名前が悪い」

(ちゅ)

「……」
「確かにショックだな。まあ逆を言えば何をしても起きないってことだ」
「…」
「いつもルフィに取られてるからなー。名前の抱き枕。今日は触り放題だ」
「あー、サボ!また名前にセクハラしてんのか!?」
「ルフィ、夜なんだしもうちょっと声「名前、寝るならちゃんと布団の上で寝ろ!俺も寝るから!」
「あー……ごめんねルフィ…お姉ちゃんちょっと限界で…。連れてって?」
「任せろ!」
「ありがとルフィー…。これでゆっくり寝れる…」
「俺も寝る!サボ、布団かけてくれ!」
「…」
「サーボー!」
「解ったから大声出すなっつーの…。ほら、おやすみ」
「にしし!おやすみ!」
「おやすみなさい、サボお兄ちゃん、ルフィ…」

「羨ましくはねェが、末っ子ってずるい」


いいところを全てルフィに持っていかれます。
でもキスはできたし、文句は言いません。弟だって可愛いんです。





4.マルコの場合


「…」
「解っていたが、本当に無防備だねェ…」
「う、…」
「ここまで信頼されると逆に傷つくよい。おい名前、起きろい」
「うー…なんでしょう…?」
「人んちで寝てんじゃねェよい」
「すみません…。うちで寝るとなんかオモチャにされるんで…」
「俺もするよい」
「あはは、マルコさんも冗談言うんですねー…」
「ダメだな、こりゃあ」
「あーもう限界…。マルコさん、布団まで連れてって下さい…。ちょっとだけ寝かせて…」
「ッ…。ダメだな、最悪だよい…」


手は出さず、常に注意はしてます。時々頬を突いて遊びます。
それ以上はしません。止まらないので。



|

topへ
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -