コネタ部屋 - - - - - - - - - - - ▼ グータラ海軍日誌。その13 「スモーカーさんっていいケツしてますよね」 「ぶっ殺すぞ」 「二言目にはそれとかマジ野蛮っス」 「テメェが気持ち悪ィこと言うからだろうが!」 「いや、俺が言ったわけじゃねェし。つーかその前に俺、男に興味ねェよ」 「今さっき言った言葉も思い出せねェほどバカなのか?」 「は?ああ、あれは俺じゃなくて俺の友達が言ったんス」 「お前ダチなんていたのか?」 「いますよ友達ぐらい!舐めてんの!?俺より自分の心配したほうがいいっスよ!?」 「で、テメェのダチもバカでアホで変態なのか?」 「変態じゃねェよ、バーカ。いや、この間スモーカーさんが俺のフード掴んで連行している姿を見られたんス」 「いつのことだ?」 「ああ、毎日のように連行されてますからね。って、そこはどうでもいいよ。細けェ」 「テメェは大雑把すぎだがな」 「うるせェバカ上司。で、そのときスモーカーさんの背中とか腹筋とか太ももとかケツとか見て興奮したみたいっス」 「そうか、バカでもアホでもなくただの変態か」 「だから!変態じゃねェって言ってんだろ?俺のおつむの心配より、自分のボケとか心配したほうがいいっスよ?」 「…」 「グリグリ反対!地味に痛い!」 「変態じゃなかったら何だって言うんだ。野郎にも女にもそんなこと言われたくねェ」 「安心して下さい。俺の友達ゲイなんで」 「……あ?」 「そういう偏見よくないっス。友達ってほど仲良くねェんだけど、それなりに仲良くしてるんス。彼女達…いや、彼達?まあどっちでもいいや。あいつら本気なんス」 「…お、おい…。お前もしかして…」 「解りました?スモーカーさんの電話番号とか住所とか教えちゃいました」 「あああああ!?」 「本気の恋なんス。俺、そういう子達を応援してあげたいんス。だから、ファイト!」 「ふざけんなテメェ!道理で変な電話とか視線とか感じると思ったぜ!」 「そうそう。今日見学しに来るって言ってたんで、ここの部屋も教えときました。俺からの案内証も渡してあるし、ここに簡単に入ってこれます」 「て、テメェエエエエ!」 「スモーカーさんっ」 「殺す…!今日こそ絶対殺すッ!」 「逃げなくていいんですか?そろそろ来ますよ?」 「あとで覚えてろ!」 (バン!) 「ギャハハハハ!スモーカーさんの蒼白な顔、超ウケる!今日一日帰ってくんなよな!」 「……あの、少佐…」 「あん?」 「それ、嘘ですよね?」 「なんだ、たしぎにはバレバレかよ。電話も視線も全部俺でーす!日頃の恨みだバーカ!」 「スモーカーさん可哀想…」 「よっしゃ、これで堂々とエロ本が読めるぜ!」 ( △ | ▽ ) |