コネタ部屋 - - - - - - - - - - - ▼ 患者を求めて…。5 「いやー、今回も暴れたな!」 「エースは周りを見ず暴れすぎだよい」 「ははっ!しょうがねェよ、マルコ達に比べて若ェからな!」 「うるせェよい。お前のせい何度か危ないめにあったのもう忘れたのかい?」 「いいじゃん、死なねェんだし」 「ほー…」 「ちょ、マルコの背中からなんか鬼が見える!」 「なんだなんだ。エースもマルコも元気だな!」 「「げっ」」 「二人とも先の戦、お疲れさま。ケガしてねェか?」 「してねェ。してねェから顔を近づけてくんな!」 「したとしてもお前には言わねェから安心しろい」 「マルコもエースもケガしねェから安心だ。………だが血、見たいな」 「医者のくせに何言ってんだ!」 「医者失格だよい。今すぐ船降りろい」 「マルコが血で汚れる姿は萌えだと思うんだ!あ、安心しろエース。お前も勿論萌えるぞ!」 「お前が言う「安心」って言葉ほど安心できるもんはねェ!てか使いどころ間違ってんだよバーカ!」 「普段飄々としているマルコが血で汚れ、息を乱し、それでもおやっさんを守ろうと戦う姿…。格好よすぎだろ!惚れた!」 「エース、なんとかしろよい」 「無理!」 「格好よすぎて、マルコ…お前に抱かれてやってもいいぞ」 「頭蓋骨粉砕するぞ」 「それか、血が流れるその傷口から俺の血を流し込みたい。不死だから難しいが、治癒する前に俺の血を注ぎこみたい。マルコの中で俺の血が巡るなんて素敵だろう?!ああ、共に生きてるって感じだ!そうだ、俺はこの海賊団が好きだ!できるならマルコだけじゃなく、1600人全員の体内に俺の血を注ぎこみ、共に生きたい!」 「オヤジィイイイ!こいつ船から降ろしてくれよ!頼むから降ろしてくれ!」 「それか殺させてくれ…!そろそろ限界だいッ…!」 「さあ、共に生きよう!俺はお前らが最高に愛しい!」 「「なら俺達のために死んでくれ!」」 「ならばお前らに殺されたい!最愛の人に殺されるなんて最高だ!お前らはどんな表情で俺に手をかけてくれるんだ?殺すのに躊躇う表情をされたらとてつもない愛を感じるぞ!俺のことが好きってことを肌で感じながら、そのまま天国へと逝けるなんて最高の死に方だ!それにそんな殺され方したらお前らの心の中に一生「俺」という存在が残るだろう?死ぬってことは仲間の記憶から消えることだと思うんだ。だから仲間に殺されたらきっとお前らの心に俺が残る!ああ、俺はなんて幸せ者なんだっ。だからさあ、殺してくれ!」 「「…」」 「……。マルコもエースもどうした?」 「マルコ、俺こいつが怖い…!」 「奇遇だな、俺も今そう思ったよい…。末期だな…」 「ふむ…。なかなか理解してもらえないな。あ、お前らが死ぬときは俺に知らせてくれ。俺も一緒に逝くぞ!」 「医者なら治せ!」 「気持ち悪すぎて腰抜けた…!怖い…」 「エース、俺が抱っこしてやる!」 「く、くんな!」 「怯えた目も萌えだな!だが俺は涙目派だ!」 「それ以上末っ子を虐めてやるな!」 「末っ子ならもっと俺に甘えてくれ!マルコも勿論構わないぞ!」 「怖くて甘えられるか!エース、オヤジのとこに行ってろい。この変態は俺が始末してやる!」 「た、頼んだ…!」 「なんだ、ヤるのか?」 「ああ、殺ってやる!」 「そうかッ!ならばどっちが女役をするか決めようではないか!」 「そっちじゃねェよい!ああダメだい!俺じゃあダメだい!オヤジィ!オヤジがこいつを殺してくれ!」 「なんだ、最近のマルコはツンデレが酷いな。勿論、嫌いじゃないぞ!」 「オヤジィイイイイ!」 ( △ | ▽ ) |