コネタ部屋 - - - - - - - - - - - ▼ 弟の友達。(盃兄弟設定) サンジくんと。 「はい、これで完成」 「凄い、さすがサンジくん!手際もいいし、節約上手だし、すっごい器用!」 「とんでもない。でも、こんな可愛い子に褒めてもらえるなんて光栄です」 「あはは!サンジくんって本当王子様だよねー」 「プリンスって呼んでくれても構わないよ?」 「んー、遠慮しとく。そういうのは本当に好きな人にしか使いたくないから。ごめんね?」 「いや、お姉さんがそういう性格だってよォく知ってるから大丈夫。それでも俺は頑張るけどね」 「サンジくん女の子好きだもんね」 「そういうちょっと天然なところも含めてね」 「おーいサンジィ、飯まだか〜〜?」 「うるせェなァクソ野郎!今いいとこなんだから邪魔すんなよ!ほら、これでも食っとけ!」 「うおっ!むちゃくちゃうまそうだな!いただきます!」 「ったく…。いっつもいっつも邪魔しやがって…」 「私、文句をいいつつルフィの面倒を見てくれるサンジくんが好きだな」 「え?」 「いつもありがとう。これからも宜しくね!」 「……参ったな…」 笑顔が見れて嬉しいけど、それ以上の関係になれない気がして悔しい。とは絶対言わねェ。プリンスなめんな! ゾロくんと。 「ゾロくんは強いねー」 「…。お前んとこの兄弟も強ェだろ」 「ふふっ、そうだね。でもゾロくんは心も強い気がする」 「…強い、ねェ」 「エースお兄ちゃんはルフィと私がいないとアワアワするし、サボお兄ちゃんも少し冷静じゃなくなる。ルフィは猪突猛進で何も考えてないし」 「俺は俺のことを「冷たい人間」だと思ってる。ただがむしゃらに目標のために頑張って、周りの奴なんて眼中にねェ」 「そっか。ゾロくんはクールだったね」 「おお」 「冷たい人間とクールは違うよ。冷たい人間が毎日ルフィの面倒見てくれるわけないじゃん」 「それはあいつがいっつも面倒なこと起こすからだろ…」 「冷たい人間はね、無関心なんだよ。ゾロくんは違うよ。あったかい優しい人だよ!」 「……」 「だから、これからもルフィを宜しく!」 「お前はいっつもそればっかだな」 「うん。だってルフィあんなんだし。エースお兄ちゃんも心配してる」 「お前はもっと自分のことも見たらどうだ?」 「私自身?」 「グルグル眉毛の気持ちも、俺の気持ちも全然見ちゃいねェ」 「二人の気持ち?」 「…ッチ。いいから少しぐらい自分の幸せのことも考えろ!じゃあな!」 「あ!……行っちゃった…」 だって私自身が私を見なくても、エースお兄ちゃんやサボお兄ちゃんやルフィが私のこと見てくれるんだもん。 だから私も皆のことを見てる。大事な兄弟だもん! (ブラコン相手にはもうちょっとストレートに攻めたほうがいいのか?だがレディをガンガン攻めるのは苦手だしなー…) (ガンガン攻めたところであいつは引くだろうし…。だからと言ってグル眉みてェなことできねェ…!) 二人が悩んでいるのなんて私は知るよしもなかった。 ▼ 盃兄弟設定で、ゾロとサンジの絡みリクエスト。 ゾロをちょっと贔屓したのは私の好みです、すみません。 本編であんまり絡ませるつもりはないのですが、絡ませるとしたらこんな感じです。 ( △ | ▽ ) |