女主男主コネタ | ナノ

コネタ部屋
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 甘い夢2(マルコ)

マルコ×白ひげ女主です。
正直、裏よりこういうシチュエーションのほうがエロいと思うのは多分私だけだと思う。

リクエストで頂いた、
●幼い女主にムラムラするマルコ
●いけないことを妄想しちゃうマルコ
を一緒に詰め込みました。
リクエストありがとうございます!





一つのベットの上に、二人の男女。
夜も深まった時間帯とならば、何をするか安易に予測できるが、相手が可愛い妹なら話は別である。


「マルコさんは俺を子供扱いしすぎです!」


お互い正座で向い合い、女の子が一方的に男、マルコを責め始めた。
普段温厚な女の子が何故不機嫌かと言うと、マルコが女の子を子供扱いした。といういたってシンプルな理由。
だけど子供扱いはいつものことで、現に女の子はマルコから見れば子供も同然。
しかし、思春期を迎えた女の子にとって子供扱いされるのはとても遺憾で、「マルコさん聞いてますか!」と声をさらに荒らげた。


「いくら子供じゃないと主張しようが、お前はいつまで経っても子供だい」
「なっ…!子供じゃないです!俺だって……俺だってもう大人だし、色んなこと知ってます!」


ズイッ!と身を乗り出し、一生懸命訴える女の子。
まるで解ってないとマルコが溜息を吐くと、女の子の眉をしかめた。

いくら妹とは言え、血は繋がっていない。
そして兄妹として、女として好意を寄せている子が夜中に一人で男の部屋へ来て、お互いベットの上に座っているとなると、邪な考えが浮かんでしまう。
男の力で女の子を抑えつけ、押し倒し、犯すのはあまりにも容易。それを解ってない女の子は子供同然だ。
と言うことを伝えたいが、伝えたところできっと女の子は顔を真っ赤にさせさらに自分を興奮させてくれるに違いない。
だから何も言えないでいると、女の子はマルコの服をギュッと握り、「俺…」と小さく言葉をもらした。


「お姉ちゃんから教えてもらいました…。す、…好きな人とは一緒に寝るんだって…」
「……へェ…」


羞恥心を隠すためか、今さっきまで強気だった女の子は弱々しく俯き、服を握る手に力をこめる。
心なしか震えているのが布越しに伝わってきて、それが可愛い半面、年甲斐もなく子供に興奮してしまう自分がいた。


「俺マルコさん好きです…!だから一緒にいたいと思うし、一緒に…寝たい…」
「でも何をするかとは解んねェだろい?」


マルコは賭けに出てみた。
好きなら、恋人同士になるというなら、夜にベットで何をするかというとアレしかない。
それすら解らないのであれば、諦めよう。しかし反対に意味を理解しているのなら―――。


「……っ解ります」


真っ赤な顔でしっかりと自分の目を見て、ハッキリと言った女の子。
さらに服を握りしめ、身体も声も震えている女の子を見て、マルコは口端を少しだけ上げた。


「俺……私、大人ですもん。ちゃんとき、聞きました…。だから解りますっ…!」
「じゃあどうすんだい?」
「え?あ、……キキキスして…。え、う…、あの、……うう…。胸触って…」


ナースから聞いた知識を思い出しながら、言葉にする。
ナースのことだからきっとちゃんと教えたに違いない。もしかしたら必要のない知識まで教えたのかもしれない。
言葉を詰まらせながら喋る女の子を見て、バレないよう喉の奥で笑う。
羞恥心で泣きそうな女の子。掴んでいた手を離そうとすると、パシッと手首をマルコに掴まれる。
女の子が驚いて顔をあげると、今まで見たことのない顔をしたマルコが楽しそうに自分を見ていた。
背中に恐怖が走るも、身体が言うことを聞かない。


「で?」


掴んだ腕を自分に引きよせ、顔を近づけて挑発的に言うと、女の子は小さな悲鳴をもらした。
しかし何もしてこないマルコを見て、恐る恐る顔色を伺う。
やはり見たことのない顔。


「で、って…。……っわかんないです…!」


嘘ばかり。細かい部分は理解してないにしろ、全ての知識をナースから教えてもらった。
何をするかも、何をされるかも知っているが、説明できるほど理解してないし、何よりあんな言葉を口に出したくない。
解っていたが女の子は羞恥心が強く、そしてバカだ。
自分が女の子の性格を知らないわけではないし、ここまできといてしないはずがない。


「じゃあ俺が教えてやろうかい?」
「マルコ、さんっ…!」
「ナース達に先に教えられたのは癪だが、俺は実践で教えてやるよい」


女の子の教育は全て自分がするはずだったのに。
少しの嫉妬と、もう女としてしか見れなくなった子を簡単に押し倒して、





「またかよい!」


目が覚めた。
悪夢を見るよりたちが悪い夢だ。とまずは自分を落ちつかせる。


「……」


頭を抱えながら何気なしに布団をめくってみたが、隣には誰もおらず、安堵か落胆か解らない溜息を吐いた。
しかも朝から元気な息子を見て、酷い罪悪感に襲われる。
その一方で、「あと少しだったのに」と考えてしまう自分もいた。


「……教えてやりてェなァ…。あいつは何も解んねェから、じっくり、ゆっくり、全部説明してやって…。ああ、逆にエロいな」


早朝の起床でぼんやりしているマルコだったが、しばらくして自分が大変なことを呟いているのに気付き、さらに罪悪感に襲われたのだった。



「いいかナース達。あいつにはいらん知識を教えるんじゃねェよい」
「……それは…構いませんが…。いきなりどうしたんですか?」
「何でもねェよい」
「ちょっと待って下さい」
「ナース長…」
「マルコ隊長さん。調教なら許しませんよ。私がするんですからね」
「ふざけんじゃねェよい。テメェが教えたら歪んじまうだろい」
「失礼極まりないですわ。何も知らないくせに。それと、男の嫉妬は見苦しいので止めて下さい」
「女の嫉妬ほど醜いものはねェよい」

「……サッチさん、またナース長とマルコさんがケンカしてます…」
「またかよ…。どっちにしろお前は近づくな。前回みたいなことになるからな」
「わ、解りました…!」
「マルコの奴、俺には厳しいくせに、自分のほうがこいつで妄想してんじゃねェか…」
「サッチさん?」
「お前も大変だな…」
「え?」

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