女主男主コネタ | ナノ

コネタ部屋
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 魅力不足(ロー)

「あの、キッド先輩…」
「あ?(こいつは…。あの変態の女だったよな…)」
「キッド先輩はロー先輩と仲良しですよね?」
「誰がそんな気持ち悪いこと言った。いいか、勘違いすんなよテメェ。俺とアイツはクラスが一緒で席が近いだけの関係だ。それ以下はあるが、それ以上はねェ」
「でもロー先輩、キッド先輩のことよく話しますよ?こんなに好意的なの初めてです」
「嬉しくはねェよ。虫唾が走る」
「あとルフィ先輩とも仲良しみたいでちょっと嬉しいです!今まで友達らしい友達がいなかったので」
「……。で、なんの用だよ」
「あ、そうだ。少し聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」
「聞きたいこと?」
「はい…。あの、私って女として魅力がないですか?」
「……唐突だな…」
「すみません…。でも気になって…」
「もしかして…。お前あいつとヤってねェのか?」
「……はい…」
「(天変地異でも起きるのか?)」
「それどころかキスもしてくれなくて…。手も滅多に繋いでくれないんです」
「…マジかよ。じゃあお前からやってやれよ」
「それが…。昔、「がっつく女は嫌いなんだ」って言われて…」
「そうか…」
「それでですね。もしよかったらロー先輩に聞いてくれませんか?」




「つーわけだ。ど変態のテメェが嫁に手ェ出してねェなんてどういった心境だ?」
「何だ、気になるのか?」
「いちいち顔を近づけんじゃねェよ!頼まれたら断れねェ性格なんだよ」
「まァお前に言わなくても見てたんだがな」
「ハァ?じゃあ出てきて説明してやれよ!」
「男と二人っきりで会うなと躾ている」
「……(帰りたい)」
「それなのにお前に会った。もしあのとき俺が出て行ったら、あいつは泣くだろうな。何度も何度も懇願して、震えて、俺に泣きつく。そう躾てきたからな。それを想像すると興奮して動けなかったら」
「解ってたけど、お前バカだろ」
「あいつに魅力がなければ嫁にしようと思ってねェよ」
「じゃあ何で手ェ出さねェんだよ」
「キスやセックスに対する抵抗を持たす為だ」
「悪い。帰っていいか?」
「俺が逃がすと思うか?」
「いつのまにロープが!?」
「性に対する知識もなるべく疎(うと)くしている。あいつには俺が教える」
「テメェに教えてもらうあいつが不憫でならねェよ…!」
「キスするのも恥ずかしがってたら可愛いだろ?初めてのときだって震えるに違いねェ。それを無理やり抑えつけてヤってもいいし、ゆっくり、じっくり教えてさらに羞恥心を煽ってもいいと思っている。あいつの泣き顔ほど興奮するもんはねェよ。それから俺好みに育てていくつもりだ。ああ、たまんねェな…。やりてェことありすぎてこんなにも時間が過ぎちまった。だけど焦らして焦らして、最後に食うメインディッシュはとてつもなくうめェんだ。解るか、俺の気持ち」
「解ってたまるか!」
「因みに最初は外でヤるつもりなんだが、どうだ?」
「キラアアア、救急車呼んでこい!」



ダメだコイツ!完全に脳内イってやがる!

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