拍手お礼小説 第8弾
今更ですが、do●omoの携帯ネタ。 ガジルで四つ(ナツ、ラクサス、ミストガン、ウェンディ)とミドコブの計五つです。 ちなみに… 電話での会話は耳に話しかけて口から相手の音声が聞こえる感じ。 メールは読み上げてくれます。打つ時は背中の文字盤をポチッとな。
ナツの場合
俺はガジルの携帯だ。一日中ずっと一緒だぜ!!
「おい火竜、俺宛に電話きてねぇか?」
「(ドキッ)き、きてねぇぞ!!」
「嘘つけぇ!!今「ドキッ」ってなってたろ!!勝手に着信拒否してんじゃねぇ!!」
「だだだだだってよ、何度も同じやつからかかってくるからウザくて…!」
「ウザいかそうでないかは俺が決める!!ミストガンやラクサスがぐちぐちうっせぇんだよ」
「そいつらからだから繋ぎたくない。無理」
「持ち主無視すんじゃねーぞゴラ。確かにそいつらはウザいけどちゃんと繋げ。そうしないと何度もかけてくるんだ」
「俺を通して会話させたくない。無理。つーか誰とも会話させたくない」
「…お前俺の携帯だよな?」
「おぅ!!」
「なら繋げ」
「無理」
「Kシリーズは問題多いっつってたが、まさかここまでとは…」
「なぁガジル、ガジルは俺の持ち主だよな?」
「そ、そりゃそうだろ」
「俺が他の奴等に使われてもいいのか?」
「そ、それは…あんまり良い気はしない…」
「だろ!?だから繋がないから、よろしくな!!」
「わ、わかった………あれ?何か、言いくるめられたような…」
*****
Kシリーズ=火竜シリーズ ナツはK72(ナツ)イグパパはK192(イグニ)どっちも独占欲強くて変態さん。 ちなみに、イグパパはメタパパの携帯です。
ラクサスの場合
俺はガジルの携帯だ。一日中一緒だぜ?一日中な。
「起きろガジル、朝だぞ」
「んぅ…後5分…」
「ならその間にピーしてもかまわねぇんだな」
「何でそうなる!!」(ガバァっ!!)
「無理すんな後5分寝とけ。なぁに心配はねぇよ、気持ち良くなる事はあっても痛い事はねぇ」
「なぞなぞっぽく言うな!普通にアラーム鳴らしとけばいいんだよ!!」
「はっ…そんな芸のない携帯じゃねぇんだよ俺は」
「何だそのどや顔!!どうでもいいから俺を押し倒すな!!」
「サービスだ」
「いらねっ!!」
「さぁて何してやろうか…とりあえず、脱ぐか」
「脱ぎません脱がせません。今日は大事な用事があんだからマジ退け!!」
「ナツと会うのがそんなに大事か…………よし、これでいい」
「は?」
「行けなくなったってメール送っといた」
「おいぃぃいいい!!俺の携帯のくせして勝手な事してんじゃねぇ!!」
「どうせ同じような事されんだ、気にするな」
「機種変すんぞゴラぁぁあああ!!」
*****
Rシリーズ=雷竜シリーズ R932(ラクサス)は唯我独尊の俺様携帯。 使える機能が多彩でも気分が乗らなかったら使わせてくれません。
ミストガンの場合
私はガジルの携帯だ。一日中離れる事はない。
「段差がある、気をつけろ」
「階段一段登る度にうるせぇ!!」
「はっ…こっちの方が良かったか」
「手で尻を隠すな。俺はスカート丈を気にしながら歩いてる女子高生じゃねぇ!!これか!!って顔すんな!!」
「ガジルの美尻を見られては困ると思ってな」
「誰も見ねぇよ…普通に道案内しろ」
「普通にしているつもりなのだが…」
「機能が良いのか悪いのかよくわかんねぇ携帯だな…」
「大丈夫だ、問題ない」
「超不安!!お前以外と天然か?」
「そうか?」
「絶対そうだって。ま、とりあえず道案内再開な」
「ちなみにガジル」
「ん?」
「満員電車だと痴漢にあってしまうかもしれない。タクシーでの移動でどうだろう」
「俺男だから!!って尻隠すな!!」
*****
Gシリーズってもミストガンしかシリーズの無い一点もの。インテリ携帯。 3210G(ミストガン)は高スペックの最新型。でも抜けてる所あり。 紳士かと思いきやぶっ飛んだ道案内をしでかします。
ウェンディの場合
私はガジルさんの携帯です!一日中、ず〜っと一緒です!!
「この台詞聴くだけで癒されるって何だコレ」
「あ、ガジルさん、メールです!!」
「お、おぅ。読んでくれ」
「はい!!差出人:火竜 タイトル:ガジルおはよ!! 本文:良い天気だな!!ところで今日のパンツの色n「ストップ!!」はい!!」
「あのクズ野郎、ウェンディに何てもん読ませようと…!!もういい、読まなくていい」
「でも…あ、新着メール一件。ナツさんからです」
「…最初だけ読んでくれ」
「はい!!差出人:火竜 タイトル:パンt「ストップ!!」はい!!」
「初っぱなから入れてきやがったかクソっ!!その二通消去。すぐ消せ!!」
「メール二件消去…はい、消去完了です。ガジルさん、返信しなくて良いんですか?」
「出したくねぇが…ねちっこく送ってくるよな…あいつの事だから…。とりあえず送っとくか」
「はい!!では、どうぞ!!」(服は脱ぎませんよ。背中に文字盤が浮かび上がるだけですよ)
「えーっと…死ね。よし、送ってくれ」
「はい!!送信先:火竜 タイトル:no tittle 本文:死ね」
「ぐはっ…!!」(吐血)
「はわわわわわわ!!ガジルさんどうしたんですか!!!!」
「本文音読しただけってわかってんのに、ウェンディに死ねって言われるって……ダメだ…俺本当に死ぬ」
「が、ガジルさん?」
「………決めた。もう一機買う」
「ふぇ?」
「ウェンディはアラームと画像保存だけにする!!」(ぎゅむっ)
「ぇええ!!」
*****
Tシリーズ=天竜シリーズ T04(滅竜魔導士としては4人目の登場だったので)は妹系。又は癒し系。 利用者が過保護になりすぎる傾向があるので、通常シリーズと併用して買う人多数。
コブラの場合
俺はミッドナイトの携帯だ。一日中、ずっと一緒なんだぜ。
「ミッドナイト、レーサーから電話きてる」
「えー…レーサーかぁ…」
「何だその反応…切るか?」
「うーん…いいや、繋げて」
「おう。…『出るの遅かったな…早く出る事はi「コブラから君の声が発せられてる事自体が許せないんだから用件は手短に」わかったごめんなさい。明日の大学の講義なんだが、休講になるらしい。それだけですごめんなさい』…通話、終了…っ」
「はい、ありがと。あれ……耳も顔も真っ赤だけど…何?また感じちゃった?」(ニコニコ)
「っち、ッ違う!!熱いだけだ!!」
「おかしぃなぁ…コブラにはそんな精密な熱感値機能はついてないはずなんだけど…」
「あぅ…み、ミッドナイトが…耳元で喋るから…」
「だって、そこが受話器になってるんだから仕方ないでしょ。お仕事しなきゃ…ね、コブラ」
「で、でも、今くらいの内容ならメールで…!つーか、俺メール受け取った事ねぇんだけど!!何で全員電話なんだよ!!」
「え、メルアド教えてないからに決まってるじゃん」
「はぁ!!?」
「電話の方が手っ取り早いからね。そもそも携帯電話って名前なんだから、電話を利用しなきゃ」
「でも、それじゃあ、メール機能ついてる意味が…」
「僕はコブラの所有者だよ?用途は僕が決める」
「そんなぁ……あ…レーサーから、また電話…きた…」
「はい、じゃあ繋げて?しっかりお仕事するんだよ、コブラ」
「っミッドナイトのバカ…!!」
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Dシリーズ=毒竜シリーズ D05(滅竜魔導士としては5人目の登場だったので)はちょっとM属性のツンデレ仕様。 特にS属性の利用者から大好評。恥ずかしいメールを読ませるマニアックな利用者もいます。
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