∴ 9 「大丈夫だよ。咲弥は何も悪いことしてないよ。とっても丁寧で優しい案内で俺はすっごい感動したんだ。だから、そんな子の体がどうなってるのかなって気になっちゃってさ。見られてとっても嬉しいよ。ありがとう」 「そんな、無理矢理なくせに…!」 その状態が暫く続いた。咲弥は嫌いとか最低とか許さないとか叫びながら泣き続け、万里は軽口を叩きながら陰茎のすぐそばでカワイイとかキレイとか愛してるなんて言葉を囁き続けた。 その熱い吐息がかかるせいか、徐々に咲弥の陰茎は反応をし始め、不本意なのに緩やかに勃起してしまい、その様子まで万里に実況されてしまい、もう恥ずかしくて恥ずかしくて仕方なかった。 解放された頃には、すっかり陰茎はカウパーでべしょべしょになっていて、触れられずに視姦と吐息だけでギンギンに勃起させられた事実にショックを受けた。 逃げるように部屋に帰り、シャワールームで何故か勃起が治まらないそれを扱きまくり、何度も射精しまくったのは忘れられない。 そして咲弥は今もこうして性的なイタズラをされている。 南国のジャングルのように緑と美しい花達が豊かに咲き乱れる空中庭園。そこは生徒達の憩いの場となっている。 温かくて澄んだ空気の中をカラフルな美しい鳥達がハーモニーを奏でながら飛び交い、南国の甘いフルーツを木から落とす。 生徒達はそのフルーツを食したり、鳥達と戯れてみたり、お昼寝をしたり、小さな滝の中で遊んだり…と楽しく過ごしている。 そんな楽園のような庭園の一角…大きな樹や背の高い花が生えた鬱蒼とした場所で、咲弥は上半身裸の状態で膝立ちになり、万里に跨っていた。 「んっ、んっ、ふ、」 ボタンを外し、袖から腕を抜いて上半身を曝した彼は、目の前の万里に乳首を愛撫されている。 両手は万里の頭を抱くように固定されて動かないし、下半身は万里にガッチリ抑えられてしまっている。 しかもまだ下着は返してもらっていない最悪な状況だ。 「ぁんっ、んっ、いや、やぁ…っ」 「ちゅっ、真っ白乳首がピンク色になったね。気持ちいいでしょ?コリコリしてる」 「うそ、し、してない…っ」 「えー、してるって。ほら、こんなに乳首勃ってる」 「ひぃっ!」 昼休みの時間になってすぐに拉致された咲弥は、ずっと胸を舐められたり指で擽られたりしている。まだ快感を知ってしまったばかりの若い体だからか、万里の胸への愛撫は口で行うのがメインで、その動きは緩慢で優しい。 だから余計に気持ち良くなってしまうのだ。いっそのこと痛くされた方がましだと思った。 指で下から上へ持ち上げるように撫でられ、思わず背中を仰け反らせた。同時に陰茎の先端がピュピュっと濡れてローヴにシミを作る。 「カワイイね、ちょっと前までは乳首で感じなかったのに、今はこんなに感じてくれてる。一生懸命ピンク色になって主張して、すごくカワイイよ…」 「あっ、んん!か、かわいくな…んっ、」 「咲弥はとってもカワイイよ。全部カワイイ。全部食べちゃいたいくらい…ちゅぅ、ちゅうっ」 「ひっ!んん、んっ、だめぇ…!」 口に含まれ、ちゅっと吸われながら乳暈を擽られると堪らない。ジンジンとしたむず痒いような暖かい官能が下半身へと駆け巡り、はしたなく濡らしてしまう。片方は親指の腹でクルクルと捏ねられ、時折優しく弾かれると、おかしいくらいピン!と乳首が立ってしまい、万里を喜ばせた。 「そん、な、おっぱいいじらな、で…んっ!ゃぁっ、うぅ…!」 両方の乳首を同時に攻められ、これでもかと吸われたり揉まれたりされ、咲弥は目に涙を溜めながら喘ぐしかなく、せめてほかの生徒に声を聞かれぬようにと必死に下唇を噛んだ。 掻痒感に似ているのに、甘ったるいその刺激に体はすっかり咲弥を裏切って感じまくっている。 ローヴに触れている陰茎の先端がもっと刺激が欲しいと震えているせいで、自然と腰が揺れてしまって恥ずかしい。恥ずかしいのに動きは止められなくて、前後にカクカクと揺れてしまう。 「腰、動いてるね…」 「ふ、ぅ、いや、んんっ、やぁ…」 「おちんちん、触ってほしい?」 「んっ。いや、いらなぃ…っ」 「でもさ、さっき勃ってたよね?英語始まる前、教室でおちんちん出した時。凄い、変態チックで可愛かったよ」 「やぁっ、た、勃ってないし…あんなの、違…んんっ、ふ、ううっ、うっ」 下半身が揺れているせいか、ローヴがズリズリと下がっていき腹を露出し、勃起した陰茎に引っ掛った。尻は完全に出た状態になってしまっていて、万里にすかさず生尻を鷲掴みにされて大きな手でこれでもかと揉まれる。 それすら気持ち良くて、咲弥はイキそうになってしまった。 「そうやって、んちゅ、嘘言っちゃうところも可愛くて好きだよ。はあ、イキそうだね。腰がすっごい揺れてる。エッチでカワイイ…」 「ん!んんっ!ふ、ぅぅ…!」 「大丈夫、イかせてあげるから。じゃあ今度は二人で気持ち良くなろっか?擦り合いっこして、いっぱい精子出そうね?」 「なに、やっ、やだっ…」 |