熱の条件 | ナノ






※この話ではモブキャラやサブキャラ達が出てきます。視点がコロコロ変わりますので、注意。




−ある生徒達のチャットアプリの内容−

朧「なんかさ、白河先輩が卒業しちゃってから、白河×恵クラスタの人口減ったよね?(´・ω・`)」

キング「そうかも。ライングループの人数も減ったしなー。俺ら以外にいるの?」

電波「いるっちゃいるけど…既読つかないですね。仕方ないですよ。裏校則が出来てから、みんな白河先輩萌えしなくなっちゃいましたもん┐(´д`)┌ヤレヤレ」

キング「正確には、制裁が下ってから。ねー」

にゃん太「僕、ぶっちゃけ制裁とかあって萌えたんだけどw:*(〃∇〃人〃∇〃)*:先輩、それくらい恵くん好きなんだーみたいなw」

電波「それはちょっとありましたw」

キング「俺もw」

朧「でもさ、ガチ過ぎて少し引かなかった?これが漫画や小説だと萌えるけど、マジの制裁だと怖いっつーか((((;´・ω・`)))」

にゃん太「確かにね。家まで潰されるとちょっと」

キング「白河先輩やりすぎだよなー。それにみんな引いちゃったもんね。可哀想なメグたん萌えーwなんてふざけてらんなくなっちまったし」

電波「白河先輩は昔みたいに戻って欲しいです。恵くんといたときの、幸せそうな先輩×恵くんがまた見たいっす!p(*^-^*)q三月の白河先輩なんて殺気立っててすげー怖かったですもん!」

朧「怖かった怖かった。四天王とリーチ先輩達以外、近づけなかったし。食堂、殺伐としてたよねw恵くんが頑張って先輩の機嫌良くしようとしてたのには涙が出そうになったよ(´;ω;`)」

にゃん太「僕もー。(本当はちょっと萌えたけど)」

キング「俺もー(本当はちょっと萌えたけど)」

朧「おいおいwww」

電波「白河先輩にチクってんのって、籠原先輩って言われてますけど、本当なんですか(*´・д・)?」

朧「籠原は白河先輩の幼馴染みだし、完璧に白河先輩の味方。だから籠原がチクってんのは間違いないかも。それに籠原親衛隊が監視→籠原に報告→白河先輩に報告。じゃん?」

にゃん太「大和の王様は白河先輩だったけど、今は籠原くんが王様だよねー。生徒会入ってるし」

キング「どっちかっつと女王様?w」

電波「美人なんで親衛隊も多いですもんね。恵くんの親衛隊は?」

朧「いやいや恵親衛隊なんて作ったら白河先輩に殺されちゃうよww」

電波「そうでしたw」

キング「そういや、保栖夏奈子(ほずみかなこ)が出る映画、そろそろ公開?なんてやつだっけ?」

朧「「有限と砂上の咏」だよ。影渕志尚(かげぶちゆきひさ)原作。俺、原作好きだから楽しみなんだよねー。主演は俺の好きな俳優だしさ(☆∀☆)ノ」

キング「おお、それそれ!保栖夏奈子って何役?かなり出る?」

朧「結構出番ある役だよ」

にゃん太「へー!じゃあ今回も二人で観るのかなー?」

電波「どっちが好きなんですかね?二人が観に行く映画、いつも保栖夏奈子が出てますよね。白河先輩がファンなんですかね?」

キング「メグたんじゃね?メグたん、ああいう年上女優好きそうじゃん(*-艸・*)」

にゃん太「そうなの?」

キング「いや、知らないけどw」

朧「wwwwww」

電波「そうなると、久しぶりに白河×恵のカップリングか見れるかもしれないってことですね!ヾ(●´∇`●)ノきっと白河先輩、こっちに戻ってきてくれますよね!?楽しみだなー!」

にゃん太「そうしたら、僕らも恵くんも大喜びだよん!」

キング「俺も俺も俺も俺も俺も俺も俺も俺も俺も俺も!!!!」

にゃん太「しつけぇwwwwww」

電波「www」

朧「なあなあ、変なこと言ってもいいか?」

電波「どうぞ」

にゃん太「おk!」

キング「( ・∀・)b」

朧「あのさ、あの二人ってマジで付き合ってたと思う?」

にゃん太「ん?付き合ってたじゃん」

キング「????」

電波「朧さんにはどう見えてたんですか?」

朧「俺的には、恵くんが白河先輩に付き纏われてた感じ?」

キング「白河×恵じゃなくて、白河→恵ってことか?」

朧「そうそう」

にゃん太「工エエェェ(´д`)ェェエエ工!?4ねんも!?それはなくない?嫌だったら転校してんじゃないの?有り得ないよ!!」

朧「だよなー\(^o^)/」

電波「白河先輩に脅されてたとかはどうですか?恵くんの弱みか何かを握っててーとか」

キング「俺ぎゃく。メグたんが先輩を使ってたようにも見えてた。先輩の権力で結構いい生活してたじゃん。だから、あの二人上手くいってんだなーって思ってたけど?」

朧「ああそっか。確かに、食堂の待遇とか、寮の門限とか、二人だけ自由だったもんな」

電波「恵くんが白河先輩に脅されてても、先輩が利用されてても、萌えますけどねw(∩´∀`∩)」

キング「確かにww」

朧「でもなー普通のカップルには見え無かったんだよな(;´д`)」

にゃん太「いやいやいや、だって普通のカップルじゃないしww」

朧「確かにwwwあと関係ないけど、保栖夏奈子って、何か恵くんに似てるよねw」

電波「色素薄いところとかですか?」

キング「ハーフっぽい感じとか似てるかも」

にゃん太「それがどうしたの?」

朧「映画のサイト見て、何となく思っただけだよwww」

にゃん太「そうかな?恵くんのがハーフっぽく見えるけど?」

キング「確かに顔濃いからね。北欧系?」

電波「それまんま妖精さんじゃないっすかw」

朧「恵くんは大和の妖精だから!あー、早く白河×恵が見たいなー。全然見れてなくてつまんねぇ」

にゃん太「だよねー!」

電波「しかも今は、三島アキラとのカップリングが流行ってますしねー。悲しいなーllllll(-ω-;)llllll」

キング「三島って転校生のイケメン?」

電波「そうっす。結構騒がれてますよ」

朧「三島が絡んできてんだっけ?でも別に恵くんだけじゃないんだろ?ほかのボッチにも話しかけてるって聞いたよ。しかもノンケじゃなかった?」

キング「え、三島ってやつからメグたんに絡みに行ってんの?」

電波「そうですよ。転校生だから、あんまり裏校則を重くとってないみたいっす」

にゃん太「ノンケだよー。それなのに何で三島×恵が流行ってんの?」

電波「さあ?詳しくは聞かなかったんですけど、ジワジワ流行り出してるのは間違いないっぽい?です」

朧「へー、制裁されないといいね」

電波「ですねー(^ω^;);););)」

キング「何かそれって時間の問題じゃねーの?」

朧「え、そこまでいってんの?」

キング「いや、わかんないw」

電波「白河×恵派なんで、ぶっちゃけると、三島アキラは邪魔かなーと( ̄ー ̄)」

にゃん太「邪魔つってもノンケなんだから気にしない方がいいよwww三島×恵派が声がでかいだけじゃないの?w声高々に萌えても、結局は白河先輩のものだっつーのwww」

朧「それもそうだな。王道に帰るもんだよヾ( ^ω^)ノ」

キング「王道は正義だからな」

電波「ですよねー!」