女王さま


私立××高校には、女王さまがいる。

3年2組の成瀬くん。
身長166cmで、とっても華奢な男の子。
長めの黒髪を耳にかけて、いつも涼しげな眼差しをしながら、自分よりずっとずっと背が高くてガタイの良い同級生や後輩をパシリにしている。

なんてったって、成瀬くんはありえないほど可愛らしいのだ。
そして、信じられないほど自信過剰で高飛車で、ナルシストだ。
真っ白な陶器のような肌、白魚のようなほっそりしなやかな手、瞳は大きくパッチリしていて、唇は小さめでいつもうるうる潤っている。
成瀬くんは自分が女の子以上に可愛くてきれいなのを知っているから、そしてそんな自分にだれも逆らえないのを知っているから、今日も今日とてわがまま放題なのだ。




「ねえ、ぼく、炭酸飲めないんだけど」

可愛らしいお口で、成瀬くん、自分の親衛隊のひとりであるゴリラのような体つきの同級生に「バカじゃないの?脳みそ腐ってるよね」とのたまった。

「炭酸飲むと口が痛くなっちゃうって前も言ったんだけど。そんなことしてるんだったら、ご褒美はナシだよね」

そう言って成瀬くん、ゴリラを蔑むような目をしてみせた。だけどもゴリラもゴリラで重症な成瀬くん信者だったから、成瀬くんのそんな瞳にも興奮してはあはあ呼吸を荒くした。

「成瀬さん....ッ 俺っ、なんでもしますから....っ!お願いします、許してください....!」

成瀬くんの足元に跪きながら、ゴリラはそう言って、そんなゴリラを見た成瀬くんは、なんだかとんでもない嫌がらせをしてみたくなった。
成瀬くんは言った。

「じゃあ、ぼくの足、舐めてよ」
「えっ?」
「ぼくのことが好きなんでしょ?じゃあそれくらいできるよね?ていうか、そんなこともできないようだったら、もうぼくの前から消え....っ?!」
「舐めます舐めます寧ろ舐めさせてください!!!」

成瀬くんにかぶせ気味でそう言ったゴリラ。
断られるか、もしくはさすがのゴリラも渋るだろうと思っていたのに、予想外の反応で、今度、困惑するのは成瀬くんの方。
靴を脱がされ靴下をはぎ取られ、「やっちょ、やめ....っ!」なんて声を出してもなんのその、所詮成瀬くんがどれだけ偉そうなことを言ってみても、成瀬くんなんて簡単に力でねじ伏せられてしまうような非力な存在なのだ。
ゴリラはべろりと、その分厚い舌で成瀬くんの小さく白くきれいな足を舐めた。
男なのに足が小さくて白くてきれいだなんてアリエナイと思うかもしれないが、そこは成瀬くん、頭の先から足の先まで、すべてがとんでもなくきれいだったのである。

「はあはあ....これが成瀬さんの足....っ はあはあ、うまァ....超うま、ほんのり甘くて良い匂いしてまじうめえ....」
「やだぁ.... あっ、や.... 離してぇ、はなしてよぉ........っ」
「そんなこと言ったって成瀬さん、俺の、もうこんなんになっちゃいましたよ....」

そう言ってボロン、とゴリラが取り出したのは、長大なグロテスクちんぽ。
毎日お風呂に入ってるのかと疑いたくなるほどチンカス塗れで、外気に触れた途端異臭を放っているそれに、成瀬くんは悲鳴を上げてゴリラから逃げようとしたけれど。

「分かってますよ、成瀬さん.... 俺とのハジメテですもんね、バージンですもんね、大丈夫です、一緒に気持ちよくなりましょ........」
「やっ....!おま、いいかげんに....ッ」

抵抗を続ける成瀬くんの首に、ふいにプツッと鋭い痛み。

「これ、すっげえらしいですよ。強力な分、依存性も強いらしいんですけど、でも俺が一生面倒みますんで、大丈夫ですよね、成瀬さん」
「な....おまえ............、」

成瀬くんの細い首筋に注射器でオクスリを注入したゴリラ。
成瀬くんは目を見開いて驚いたけれど、次の瞬間、びくんっと体を跳ねさせて、顔を上気させた。
ゴリラは、にんまり笑う。

「ね、成瀬さん、体が熱くなってきたでしょ?」

言いながら、服を脱がされて、既にぽちっと勃起して尖っていた乳首を抓られる。

「ああんっ!あっあッあへぇ....やっ、おっぱぃ、きもちぃのお........ッ!」
「ねー、成瀬さんは俺の女になるんですもんねー。おっぱいはもちろんビンビンに感じるし、お尻の方だってちんぽ突っ込まれたくてうずうずしてますよねー」
「あんっあっ、おん....な....っ?」
「そうですよ、成瀬さんは、俺の女になって、俺のちんぽをけつまんこでぬこぬこするんですよ」

薬のせいで急激に判断能力が低下した成瀬くん。
ぽーー....とした頭で、ゴリラの気持ち悪い脂ぎった顔を見つめ、だけれどふしぎと嫌悪感が沸かないのは、それはもう、成瀬くんがゴリラの女としての一歩を踏み出していたからなのか。
抵抗がなくなったのをいいことに、ゴリラは成瀬くんのスラックスとパンツを脱がせ、するとぷるるんっと随分可愛らしく成瀬くんのちんぽが登場した。
いや、ちんぽというか、もはやクリトリスというべきか。
ゴリラは成瀬くんのちんぽを見ると、演技がかった口調で「アラヤダ」と言った。

「成瀬さんたら、何ですかコレ?ちんぽじゃないですよね?こんなちっちゃくってピンク色で皮を被ったの、今どき小学生ですらもっと立派なちんぽしてますよ?」
「やっ....言わな、でぇ........ッ」

どうやら短小包茎ちんぽにコンプレックスがあったらしい成瀬くん。
ゴリラの言葉にいやいやと首を振りながらそう言ってみるものの、対するゴリラは鼻息も荒く俄然やる気。
成瀬くんのくりちんぽに鼻を近づけてすんすん匂いを嗅ぎ始めた。

「んーーー、さすがの成瀬さんも、ここは甘い匂いじゃないんですねー。ちょっとしょっぱいような匂いしますけど、オシッコかな?」

べろべろ舐めながら変態丸出しのゴリラ。
しかし不思議と滲むカウパーは甘いような気がするのだから、自分もかなり重症だと、ゴリラは思った。
カウパー甘く感じるとか。
割とドン引きだけど。
まあ成瀬さんなら仕方ない。
と、胸中で呟いてみる。

「成瀬さんてば、匂い嗅がれて興奮してるんですか?くりちんぽからだらだらカウパー溢れてますけど。実はすげえ変態だったんですね」
「あんっ、やぁあ....ちが、のぉ....っ」
「なぁにが違うんですか。こんなちっちゃいちんぽビンビンに勃起させて、....にしてもフル勃起してこの大きさなんですもんね、ほんと、可愛い可愛いちんぽですよ。成瀬さん俺の女になれて良かったですね、こんなちんぽじゃ誰も相手してくれませんよ」

くにくにくに。
ゴリラが先端の敏感なところを弄る度にこぷこぷとカウパーが溢れ、水たまりを作った。

「ひゃぁああんっんっ、んぁあ....しょこ、っらめなのぉ.... きもちぃ、きもちよしゅぎて、おかしくなっちゃ....っ!」

くちゅくちゅくにくにぷちゅっ。
ぷちゅっぷちゅ、ぶちゅちゅっちゅっちゅっ。

「やーべえ、成瀬さんのちんぽ可愛すぎてずっと弄ってられるわ。勃起してもカチカチにならないんですね、ぷにゅぷにゅ絶妙な弾力と柔らかさでクセになっちゃいそうですよ」

言ってゴリラが尿道に爪を立てた瞬間。

「はにゃぁあぁああああああっ??!!」

成瀬くんのくりちんぽからぴゅるるるっと透明な汁が飛び、ゴリラの顔にもかかる。

「............成瀬さん、潮噴き?」

ぷるぷる震える成瀬くんのちんぽ。
それがあんまりにも可愛かったものだから、つい。

「ふぎあぁああっ、 や、らめぇっ まだイってゆ、のにぃ....っ!!」

こちゅこちゅっこじゅっしゅっしゅっ。
こにゅこにゅこにゅっにりゅっ、くちゅんっ!!

ゴリラの超絶技巧で成瀬くんの激弱ちんぽはひとたまりもない。
絶叫しながらぴゅっぴゅっと潮を吐き出し続け、ついには成瀬くんが痙攣して意識をトばすまで延々亀頭責め。
気絶した成瀬くんを見ながら、ゴリラ、「ふむ」となんだか思案顔。



「やっぱ成瀬さんは監禁調教すべきかな」




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