Ｇｏｄａｎｇｅｌ | ナノ
１
「コヨルちゃん！コヨルちゃん！起きて！」
目の前のドラゴン使いが僕を呼ぶ
五月蠅いなぁ、僕は眠いんだよ
「チャンピオンの仕事がたまってるよ！」
チャンピオンの仕事なんてやってられな･････ん？
･････････････････････････・チャンピオン？
まだ微妙に痛みが残る体をむくりとおこす
痛みが残っているということは夢ではないということだろう
厳密に、先程僕がトラックに跳ねられた時についた血の後が服に残っている
ああ、そういえば頭からも血が出たっけ･･･・？と思い髪に手を触れる
『･････ぅ、わぁ』
なんだこの髪は。絶対に足まであるぞ
しかも･･･派手だ
え？だって、銀色で先に行くほど金色で紫のメッシュが･･･・？
というか何なんだ？
いったい僕はどうなったんだ？
「コヨルちゃん･･･・？」
目の前にはいろいろと危なそうな格好をした髪の毛がスーパー○イヤ人並の美青年
ワタル
「！？服が真っ赤じゃないか！･････しかも、ひどい怪我だよ？」
え･････僕･･･････あ
『トリップしちゃったああああああああああああああああああああああ！！！』
The godangel TO The TRIP！
僕はポケモンの世界にトリップしたようです
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