Godangel | ナノ18
「・・・は?」
あれ、なんだ。二人ともヤドンみたいな顔しちゃって・・・どうしちゃったんだ?
「えええ!?コヨルっお前チャンピオンだったのかよ!」
『うん』
顔を近づけて肩をガクガク揺さぶってくるグリーン君に頷く。イヤッハー顔が近いぞイケメソの顔が近い
「落ち着け、グリーン」
グリーン君の肩を掴んで止めてくれたレッド君に超感謝だ。すごくいい子だ
「で、コヨル」
チャンピオン、だったんだね。と呟いて僕を見るレッド君。僕は先ほどの質問と同じそれに同じようにこくりと頷いてみせた
それと同時に、二人がぐわばぁっと抱きついてきた。え、なにこの状況。え?
「「会いたかった」」
そう言って笑う二人に、僕も思わず笑みを見せる。
そんなの、こっちの台詞さ
『僕も、会いたかったよ!』
今できる限りの精一杯の笑顔でレッド君とグリーン君に抱きつく
僕の小さな身体は、僕より大きいレッド君とグリーン君の腕の中にすっぽりとはまってしまう。
ぎゅうっとできる限りの力をこめて、今目の前にいる二人を精一杯抱き締めた
会えて よかった
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