Godangel | ナノ
19
『ねむい』
コテンと首を傾げて目の前の二人がどうしたと聞いてきた
なんだろ、安心したら急に眠くなってきたんだ。
「ちょ、待てコヨル!ここで寝たら風邪ひいちまうだろ!?」
わたわたと慌てながら僕の頬をぺちぺちと叩くグリーン君。・・・こやつオカンだ
「・・・・コヨル、今は起きてて」
『んーわかったぁ』
こしこしと目をこすりながら立ち上がる。むううワタル呼ぼうかな
『あーもしもしワタル?今すぐ来い。来なかったらボルテッカーがお前を待っている』
「お前それ脅しだぞ」
『よくあるこったきにすんな』
グッとわらってバイビーのポーズをすればそれはやめろと慌てるグリーン君に横でハッと鼻で笑うレッド君。うーん。カオス
「コヨルちゃんっ!?」
『お、来たね』
早く殿堂入りのやつやれーとワタルに向かってにこりと笑う。はぁ、とため息をついたワタルはわかったわかったと言って苦笑する
レッド君のポケモンが登録された。よしこれで仕事は終わった。やった。
『よし、さっそく3人でデートだ』
「!」
「おいコヨルっ!?」
二人の手を握って駆け出せば、腰のボールがカタンと揺れる
なにやら二人の顔が赤いが気にしない。うんうん
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