Godangel | ナノ11
『・・・暇だぁ』
今、レッド君が一人目の四天王に挑戦中
・・・歌うか。うん
・・・レッド君に聞こえるかな
ごめん、ごめんねレッド君
僕じゃキミを支えてあげられないんだ
・・・シロガネ山、で・・・ひとり、で・・・
『ごめん・・・ね・・・れっ・・・ど・・・っ!』
泣いちゃ駄目、泣いちゃ駄目
『ささえて・・・あげられな、いから』
だから、だから
せめて、わからせてよ
解らなくも、ないけど
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「コヨル・・・?」
モンススターボールを投げようとした時、コヨルの声が聞こえてきた。嗚呼、歌っているのか
自然と頬が緩むのを手で押さえながら、その名前をポツリと呟く
”会いたい”そう思ったから早く来たんだ。そのため、だけに
『君は、自分に負けちゃいけない』
頭の中で、その声が反響して、そして体中を電気のようなビリビリとした感覚が駆け巡り、身体が震える
「武者震い・・・?」
・・・口角あがるのが自分でも解る
ああ、久しぶりに感情を顔に出したな・・・
ぶるぶると震える身体を押さえながら、僕はモンスターボールを投げた
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某曲で滾ったので入れたかったんだ・・・
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