▼2



セクハラオッサンことジェイドから俺が逃れようともがいていると落とされた衝撃からかガイが体をおこした。ガイは俺を見るなりジェイドから引きはがしてくれた。そこまではよかったんだけど……

「悪い…ち、ちょっと……」
「?」

ガイに包まれながら腕を見ると物凄い鳥肌。顔は真っ青と言ってもいいぐらいだった。そういえば今自分は不服ながらも女の体。

「あ……わり、離していいぜ…?」
「悪い!」

そういうなり俺を離して1歩下がった。いつもならもっと離れるのに、と言ったらルークだから、と返された。全く口の上手いやつ。

ぐぅううう…

「やべぇ朝飯…はぁ腹減った」
「私は先に行きますね〜」

「ルーク上着羽織れ!そんな格好で人前に出るなんて駄目だそ!」
「んぁ?いつもんなこと言わヌェーじゃん」
「今はその…胸があるだろ!」
「胸とか言うなぁああ!」



11.11.21





戻る

TOP





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -