僕は君の彼氏になれてる(雨雪)(3/6)

僕は恋人の雪村君が住んでいる北海道にきている

「わぁ..........一面雪だらけだ」

雪の上を歩くとさくさくと音がする。初めての体験に僕は嬉しくなり弾むように歩いた

「あはは!楽しいや。ここに雪村君が住んでるんだな」

「早く会いたいなー雪村君に」
「雨宮」
「!」

後ろを振り返るとそこには雪村君がいた
寒そうにマフラーに顔を埋めていた

「雪村君!」
「悪い、遅れて」
「そんなことないよ。全然待ってないからさ」
「.......嘘付け。手、冷えてるだろ」
「あ..............雪村君、あったかいね」
「まぁ、さっきまでポッケに突っ込んでたからな」
「そっか」
「ほら、行こうぜ。冷えるだろ」
「うん」

雪村君と手を繋いで歩く
まるで恋人のようだ
まぁ、実際に恋人同士だから仕方ないか

「俺の顔になんかついてるのか?」
「ついてないよ」

ちゅ

「えへへ」
「///////人が見てたらどうすんだよ!」
「大丈夫だよ。誰もいないしそれにホッペだよ雪村君」
「ったく////ほら、早く行くぞ」
「うん」

それから暫く歩くと雪村君の家が見えてきた

「着いた。ほら、入れよ」
「うん................お邪魔します」

なんかいきなり緊張してきてしまった僕だった
だって、雪村君の家だよ。恥ずかしくなるし緊張だってするよ

「あ、今日親居ないから」
「え!!」

まずいなこれ、絶対にまずいよ
親が居ないなんて................僕、ついてないかもしれない

「雨宮?」
「あ、ごめん」

靴を脱いで雪村君のあとをついていく
二階に上がり突き当たりの部屋の前で雪村君が止まった
おそらくここが雪村君の部屋なんだろう

部屋の中に入るとど真ん中にコタツがあった

「なんか飲み物持ってくるからコタツに入ってあったまってろよ」
「ありがと、雪村君」
「飲み物、なんでもいいか?」
「うん」

雪村君は部屋を出てリビングへ向かった
僕はコタツの中に入り温まっていた

「あったかい...........」

「なんだか眠くなってきた............」

いつの間にか僕は眠りについてしまった

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「雨宮.........」

ふと、僕の横で声がした

「雪村君.......」
「悪い、遅くなった」
「大丈夫だよ。それより寝てごめんね」
「いや、大丈夫だ。ほら、ココアでよかったか」
「うん。ありがと......................ん、美味しい」
「そっか」

雪村君は僕の隣に座りコタツの中に入りココアを一口飲んだ

「ね、雪村君」
「なんだよ?」
「あのね僕って『君の彼氏』にちゃんとなれてるかな?」
「何でそんなこと聞くんだよ」
「なんとなくだよ」
「........................そんなこと聞くなよ。雨宮は『俺の彼氏』になれてるよ。じゃなきゃこんな寒い北海道なんかこないだろ。それに俺は雨宮が好きだからそれでいいんだよ////」
「うん。僕も雪村君が好きだ」
「おう////な、なぁ」
「ん?どうしたの雪村君」
「いや.............あの..................そ、そっち行っていいか////」
「うん。いいよ。むしろ雪村君とくっつきたいな」
「///////」

雪村君は僕の座っていたコタツの中に入る

「あったかいね」
「///あ、あぁ」
「顔、赤いよ」
「う、うるさい///」
「可愛すぎるよ雪村君。ね、キスしてもいいかな?」
「き、聞くなよ///」
「くすっ」

僕は雪村君の顎を持ち上げ唇を重ねた

「ん..........」
「っ......雪村君、好きだよ」
「俺もだ..........ん//」

コタツの中で僕たちは『誓いのキス』とも言えるだろキスをした

それからベッドでいっぱい雪村君を啼かせてあげた
まぁ、僕もなんだけどね

まさか雪村君にあんなことをされるとは思わなかったよ
いや、むしろ雪村君が僕の自身を気持ちよくできるなんて知らなかったし驚いたよ

まぁ、大胆な雪村君が見れたのは嬉しいけど

「たい......よう」
「雪村君..........起こしちゃった」
「今、起きたから大丈夫だ。それより..............」
「どうしたの?豹牙君」
「いや、やっと呼んでくれたな」
「さっき沢山呼んだよ」
「う、うるさい!」

やっぱり君が好きだよ、雪村君
いや、豹牙君

これからも僕の隣にいてほしい







(太陽はあったかいな)
(二人で布団にくるまってるほうがあったかいよ)
(そうだな)

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雨雪の日を祝ったわりに小説が遅れてどうするんだよなどと思った管理人です。

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