本気で嫌がらねぇと、やめないぜ?と抱き締めて離してくれない
あれから一緒にいることが多くなった私達
でも、まさか晴矢達がサッカーボールを使って学校を破壊してたなんて思わなかった
あの後、私は晴矢達に向かって馬鹿馬鹿と言ってやった
今は晴矢と一緒にいちゃついてる
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「重い」
「何よ。いいじゃない、最近構ってくれないんだからこれぐらい」
そう。最近は構ってくれなくなった。理由は、エイリア騒動
晴矢もリュウジ君も風介君もヒロト君もエイリア学園サッカー部として雷門中と試合をしていた
晴矢は『プロミネンス』風介君は『ダイヤモンドダスト』リュウジ君は『ジェミニストーム』ヒロト君と私の友人玲奈ちゃんは『ジェネシス』として戦っていた
ついこないだ晴矢や風介君、玲奈ちゃん、リュウジ君、ヒロト君はお日様園に戻ってきた。もちろん、雷門中の監督をしていた瞳子姉さんも
「晴矢の馬鹿」
「意味わかんねぇよ」
「馬鹿、馬鹿.........でも、好き」
「本当に意味わかんねぇ」
私も言っていてわかんなかった
でも、淋しかったんだもん
私は知らずに涙がポタポタ流れてきた
「お、おい!」
「晴矢ぁ〜〜」
私は私は涙を流し続けた
晴矢はどうしたらいいのかわからずとっさに私の身体を抱きしめた
「は、晴矢!!///」
「泣くなよ。もう、俺は居なくならなさ学校とかを破壊するようなサッカーはしない」
「うっ.......ふぇ.......ほんと?絶対にしない?」
「あぁ」
私は涙を流しながらも嬉しい顔をした
「それよりさ」
晴矢はいきなり私の身体を強く抱きしめる
「嫌がらないのか?」
「何で?恥ずかしいけど私、晴矢に抱きしめられるの好きだよ」
「お前はバカだな。俺は男だぞ」
すると晴矢は私の耳を甘噛みしてから囁く
『本気で嫌がらねぇと、やめないぜ?』
私は晴矢に甘噛みされた耳を触り恥ずかしさのあまりに顔を埋めて『いいよ』と一言だけ言うと晴矢はいきなり抱きしめて離さなかった
(私は晴矢が居てくれるだけで幸せなだから)
(祐奈は、俺の女だからな。絶対に離れるなよ)
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