No.3 ついに始まるアジア予選大会




私は久しぶりに地下を出て外の空気を吸った。それから新幹線に乗り東京へ


今日は円堂君達がアジア予選大会の1回戦と開会式が行われる。私はそれを見るためフロンティアスタジアムへ向かっていた





No.3 ついに始まるアジア予選大会


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「懐かしいな..........ここでエイリア学園のマスターランク ダイヤモンドダストと戦ったんだ」

私がいる場所は忘れもしないエイリア学園のチームと戦ったん場所。そして何より2人が和解した場所でもある

「そういえば風介は元気にしているのかな?てるみんや晴矢も」

風介や晴矢はあの時以来あってない。ましてやてるみんに関してはエイリア学園騒動以来あってない。

「3人もきっと元気にしてるよね」

私は空を見上げてから会場に入った

イナズマジャパンの最初の試合を観戦するために。そしてそれを活かした練習メニューを作るために











「こんな所で彼女に会えるとはね。南雲や涼野に言ったら怒るだろうな。さて僕も行かなくてはね.................韓国代表として」


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『大きな歓声です!ついにここフットボールフロンティアスタジアムでアジアの強豪チームが集まろうとしています!!』

『さぁ、チームの登場です!まずはオーストラリア代表........』

私は観客席で日本代表メンバーの入場待ちわびていた

「風見」
「響木監督.......」
「久しぶりだな」
「はい。響木監督もお元気そうで」
「ははっ、まぁな。どうだ、彼奴らは」
「強くなって来てますよ。監督が監督ですしね」
「なるほどな..........お、懐かしいメンバーが出ているな」
「えっ.........」

『続いては韓国代表ファイヤードラゴンだ!キャプテンのチャンスウや元世宇子中のアフロディが加わった最強チームです!また新たに南雲晴矢・涼野風介が加わり新しいファイヤードラゴンになって登場』

「晴矢、風介、てるみん!」
「まさか韓国代表とは驚いた」

なぜ晴矢と風介がファイヤードラゴンに?
私はずっと2人を見ていたら視線に気づいたのか晴矢と風介が手を振った

「晴矢、風介..........」

私は思いっきり手を振り返すと風介が口パクで何かを話してるのに気づいた

「「あ、と、で、あ、っ、て、く、れ、な、い、か」」

そう。それは私とあとであってくれないかと風介がいったのだ。私は頷くと風介は嬉しそうに微笑んだ

そしてついに我ら日本代表メンバーが入場してきた

『さぁ!ついに日本代表メンバーイナズマジャパンが入場!キャプテンの円堂が率いるメンバー達にも注目です!!』

「なんか恥ずかしいよな」
「まぁ、みんながみてるからな」
「ねっ、風丸君」
「どうした?ヒロト」
「あれ。響木さんの隣にいる子もしかして祐奈じゃない?」
「え?」
「ほ、本当だ!あれ祐奈だよ!でもなんで?選考試合も練習もみに来てなかった祐奈がどうして」
「緑川、落ち着け!でも確かに気になるよな...........」

あ、気づいたなあれは。私は苦笑しながら手を振ると気づいたのか緑川君や風丸君、ヒロト君達が手を振り返した

そして選手の入場が終わり財前総理の開会宣言が終わりついにイナズマジャパンの初戦が始まる

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「えっと.........風介は」


ぎゅ

「!」
「見つけた祐奈」
「久しぶりだね、風介。びっくりしたよ」
「脅かすつもりはなかったんだがね」
「全く.......。それよりまさか韓国代表とはね」
「ふふっ。円堂守とは敵として戦えるからね」
「そっか.......じゃ、応援しなきゃね。もちろん私は日本代表メンバーも応援するけど」
「そうか。ならどちらが強いか円堂達にわからせてあげなくてはな」
「あはは。あ、そろそろ行かなきゃ」
「試合を見るのかい?」
「当たり前だよ。だって円堂君達の初戦なんだから」
「そうか。なら..........」


ちゅ

「/////」
「暫くは触れ合うことが出来ないからね」
「も、もぅ//////」
「それじゃ、祐奈。決勝戦でね」
「うん!」

私は風介と別れてスタジアムの観客席へ向かった

次、風介に会うのは決勝戦だ。決勝戦が楽しみだな

「話は済んだのか」
「響木さん........はい。久しぶりに話せてよかったです」
「そうか」

私は席についてイナズマジャパンの初戦を観戦した

最初はオーストラリア代表の猛攻でイナズマジャパンメンバーは苦戦するも綱海君の新必殺技『ツナミブースト』で1点を取り返し豪炎寺君も負けじと新たな技『爆熱スクリュー』で2点目を取り見事イナズマジャパンの初勝利となった


試合が終わり私は響木監督と別れて駅に向かうが後ろから足音が聞こえ後ろを振り返るとそこにいたのは同じクラスでもありサッカー部の仲間でもある風丸君の姿があった






(風丸君...........)
(話がある祐奈)





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