No.1 集結!!イナズマジャパン




そして、次の日


ついにあのメンバー達が戻ってきた


この稲妻町に




No.1 集結!!イナズマジャパン


___________

通常通りに私達は雷門中に向かっていた

「なぁ、聞いたか?」
「何を?」
「今日は部活なしで集まりがあるみたいだぜ」
「へぇー........。で、なんで私も呼ばれたの?」
「いや、俺は知らないぞ!響木監督に言われなかったのか?」
「言われたけど.......」

そう。何故か私も呼ばれていたのだ

そして目的の体育館に入るとそこにはあのメンバー達がいた

「吹雪、綱海!!」

円堂君はかなり驚いて吹雪君達の元へ走っていった

常に体育館にいた豪炎寺君や鬼道君も仲間と話をしていた

「風丸君は誰かと話さないの?」
「俺はいい」
「そう」
「あ!祐奈と風丸発見!」
「「ん?」」

誰かに呼ばれ振り返ると手を振るリュウジ君とヒロト君がいた

「偶然だね風丸君」
「そうだな。てか別人だよな〜」
「そうかな?」
「グランの時は髪が立ってたからな。今は髪下ろして横がはねてるし」
「う、うーん。そうだね」
「微妙な顔だねヒロト君」

でもよかった。風丸君もヒロト君もリュウジ君と話せてる

「本当によかった」
「何がよかったの?」
「!ふ、吹雪君」
「脅かすつもりはなかったんだけどね」
「あはは。にしても久しぶりだね」
「うん!祐奈ちゃんに会えて本当に嬉しいよ」
「私も」

それから私も吹雪君や佐久間君達と話をしていた。まぁ、何故か不動君とは話せなかったけど

でも今回は馴染みのメンバーだけでなく変わったメンバーもいた。1人は豪炎寺君をずっと見つめている子。もう1人は何やら不良みたいな子。そしてもう1人が壁山君と同じくらいの大柄な子だった

「みんな嬉しそうだね」
「秋ちゃん」
「それにしてもどうして響木監督はこのメンバーを呼んだのでしょう?」
「さぁ。あら、どうやら来たみたいよ」

夏未ちゃんが体育館の扉を見つめているとその扉が開き響木監督が現れたのだった

___________

「久しぶりだな、お前達」
「響木監督!これって一体どういうことなんですか!!」
「これから始まるフットボールフロンティアインターナショナル 通称【FFI】が開催される。ここにいるメンバーは日本代表の強化選手だ」
「え...........」


「「「えぇぇぇぇぇ!!!」」」

そう。ここにいるメンバーは世界に行くメンバーでもある

だだし.........

「だだし!この22人から16人に絞る。絞る方法はこれよりAチームとBチームに別れて2日後に行われる選考試合で日本代表メンバーを決める。今回は自分の技で勝負に挑んでもらう」

響木監督の話がひと段落して夏未ちゃんがチーム分けの発表を行った

「以上がAチームとBチームのメンバーです」
「チームのキャプテンは円堂、鬼道だ」
「「はい!」」
「お前達がチームのキャプテンとしてチームを引っ張って行くんだ」
「「はい!」」
「まぁ、よろしくね鬼道クン」
「黙れ、不動」

今まで喋ることのなかった不動君が喋り出したことで鬼道君が冷たい口調で話す

おそらく鬼道君は不動君とサッカーをする気なんかないのだろう。でも世界に行くためにも仕方ないのかもしれない


こうして世界へ挑戦するために選ばれたメンバー達はこれから2日後に行われる選考試合のため特訓を始めるのだった









「風見」
「はい。なんですか響木監督?」
「お前さんにしかできない仕事をあたえる」
「えっ.........仕事?」







((しかし私達はまだ知らなかった。夏未ちゃんが日本を離れることになるなんて))
((そして響木監督に呼ばれた私もまさかこんなことになるなんて))





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