No.19 君のことを知りたい好きになりたい(ガゼル編)




あの時、なぜ私はあそこにいたのだろうか

なぜ、彼女を逃がさなかったのだろうか




そうか、私は彼女ともっと話したかったのだろうな
彼女のことを知りたいとも思った

例え、バーンが好きでもいいグランを好きでもいい

私のことを知ってほしいし好きになってほしいからだ

私も君のことが知りたい
君を好きになりたい

だから私は彼女をここにおいておきたかったんだ




これは、私と彼女の初々しい恋の物語(ストーリー)




No.19 君のことを知りたい好きになりたい(ガゼル編)


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キャプテン同士の集まりのため鉄塔の部屋に行き椅子に座ってグランが来るのを待っていた

恐らくグランはまだ祐奈とイチャイチャとしているのだろうな
バーンについてはいつものことだから気にしないことにした

それからバーンが遅れて来た
未だにグランは来ていない

「私も彼女と話がしたいのに」
「何か言ったか?ガゼル」
「いや、空耳じゃないの」

しまった。バーンがいるのをすっかり忘れていた

「ごめんね、遅れたよ」

それからグランが来て私達は会議を始めた
やることを決めるなどして今日の会議はここで終わりバーンは練習試合に行き私は部屋へ戻ろうとしたところにグランが声をかけてきた

「何か用かい?」
「うん。俺は父さんに呼ばれてるからその間で構わないんだけど祐奈についててほしいんだ」
「私にか?」
「うん。ガゼルも祐奈と話がしたかったんじゃないかい?」
「!!」
「図星でしょ」
「う、うるさい!!////」
「くすっ。じゃ、ガゼル。よろしくね」

私に背を向けて父さんのいる部屋へ向かうグランに睨んでから私は祐奈がいるグランの部屋へ向かった

「この私がニヤけるとはな........」

私はグランの部屋の前に立ちドア開ける

「ガゼル........どうして?」
「グランに頼まれたからな.......」
「ありがと」
「なぜ、君が礼を言うんだ?まぁ、いいが.........」

それから私は彼女と楽しいひと時を味わった


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「そうだ!ガゼルの本当の名前はなんて言うの?」
「私の?私は『涼野風介』と言う名前だ。エイリアネームとは関係ない」
「風介..........じゃ、これから2人の時はそう呼んでもいい?」
「構わないよ。君に呼ばれるなら」
「うん。ありがとう、風介」

嬉しい。こんなに嬉しいことが起きるとは思わなかったよ。グランにも名前で呼んでいるみたいだけど気にはしなかった

祐奈は私だけの時だけこの名前で呼んでくれると言ってくれたのだから
それだけで十分だった

「ねっ、祐奈」
「ん?どうしたの風介」
「こんなこと言うのは迷惑かもしれないが私は君が好きだ」
「え.............ふ、風介!!////」
「返事は次回で構わない。私は絶対に君を振り向かせるようにする」
「風介......///」
「だからそのときに返事を頂戴」
「うん」

そう。いつ、私から君に告白が出来るかわからない。だから今、君に告白をしていつか君からの告白を私だけに言ってほしい







それまでの時間たくさん悩んで考えてね祐奈





(私は君の頬にキスを落とした)
(君は頬を赤くして私の頬に仕返しと言ってキスを落とした)





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