15. 同情


時は過ぎ、僕たち、キセキの世代も26歳になった。

僕はなまえと、ずっと、付き合ってきて、先ほどプロポーズした。
彼女は泣きながら僕に、抱きついた。


いつまでたっても泣き虫だなぁ。



さっき、なまえとの結婚、を皆に話した。
彼女はピアノ伴奏は緑間、にお願いしたい、と言った。

いつも僕の横で笑う彼女は天使だが、今日ばかりは、いくら緑間の気持ちを知らないから、と言っても、それは残酷、だと思った。

少し、緑間に同情した。




でも、今更どう思っても、なまえは、僕のお嫁さん、なんだ。

fin




prev next

bkm
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -