『あのね、私たち、結婚することにしたの。』


「どうしても君たちに一番に報告したかったんだ。」

それぞれが就職し、今日は久しぶりにキセキの世代となまえと、さつきでご飯を食べていた。



『それでね、さっき思いついたんだけどね、真ちゃんにピアノを弾いてもらいたいの！いい案だと思わない？！』


いつか二人は結婚するとは思っていたが、実際にこの知らせを聞くと、とてもつらくなった。
けれども、

「ああ、俺でよければ弾かせてもらうのだよ。」




ああ、俺は今、笑えているのかな。


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