明日から
えー、この学校には、いや、このバスケ部には1日合宿と言うシステムがあるらしー。
なんと校内に宿泊施設があり(ものすごく豪華)、バスケ部は月1で1日合宿というものがあるらしい。

私は恐れていた。
マネージャーになったからには“合宿”という素晴らしい行事が行われるのは理解していたが、まさかこんなに早く来るなんて。

ああ、私ついつい誰かを押し倒してしまいそう、だ。
お風呂とかどうしよう。
覗くしかないじゃないか。

「なまえちん、ニヤニヤしてるよ〜」

「大方、明日からの合宿の事でも妄想してるんスよ。」

『はっ、いかんいかん。最近は妄想が減っていたのだが...』


今日は金曜日で、今は部活動後のミーティング中だ。

「というわけで、明日は8時に宿泊所の前で。」
赤司の声で解散した。

「なまえ、合宿中は間違った行動はするなよ。」

『了解っす!決してお風呂を覗こうとか考えていませんので!』

「考えているじゃないか。ちなみにお風呂は施設にないからスーパー銭湯にでも行くぞ。」

『まじかよ!それ覗けないじゃん!』

「覗くつもりだったんじゃねーか。」
と、青峰。

『ぶー、だってさー、せっかくの機会なのに...まあ、いいや。桃ちゃんの生乳見れるんだったらそれでいい。』

「桃井、なまえとは一緒にお風呂入るなよ。」

「そうだね。」

『桃ちゃんまで!』

「嘘だよー。一緒に入ろうね!」

『うん!Fカップ!』

「なまえ!やめて!それおかしい!」



あー明日から二日間、楽しみだ!

fin


prev next

bkm
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -