はい、目覚めたらまたもや赤司くんがいます。
目覚めがいいのやら悪いのやら。
「早く起きなよ。」
『うぃーっす。』
「...なまえさ、僕に対して免疫ついたよね。つまんない。」
『ああ、確かに。なんだかこれだけいつも赤司くん見てるとねー、や、でもさすがにキスは出来ない。』
「当たり前だ。誰がするか。」
とペシンッと軽く頭を叩かれる。
学校の近くまで来ると、青峰と桃ちゃんが見えた。
「おはよーっ!」
『おはよー!!!』
「なまえちゃん、凄い元気だね。それより、赤司くんと一緒なの?」
『うん、それが実はお隣さんなんです。だからいつも起こしてもらってるんですよー。』
「赤司の家の隣っつったら、あの外国っぽい雰囲気の豪邸しかねーじゃねーか!」
『ああ、多分それ。ってもそんな豪邸じゃないよ。隣の赤司様の豪邸に比べたら。』
「そうなんだー!今度泊まりに行ってもいい?」
『いいよいいよ!是非来て!プールあるし!水着も着てね!』
「さつき、こいつ絶対今変なこと考えてるぜ。」
『ふふん、ミーハーであり、変態ですから。』
とか言ってる間に宿泊施設の前に着いた。
意外と大きい。
そしてすでにもうみんな、集合していた。
「部屋割りの紙を渡すよ。」
といい、渡されたものをみる。
『え!これ納得いかない!桃ちゃんと一緒なのはいいけど!なんで他のキセキの誰もいないの!女の子だけとか!もっと男の子とかさ、そんでスーハーして「じゃあ、それぞれ自分の部屋に荷物おいて、着替えたら体育館でウォームアップしてくれ。」』
そしてみんなは散って行った。
「なまえっち!何なら俺が部屋に行くッスよ。」
『イラナイ』
「ひどいッス!そんなこと言ったら黒子っちと一緒に遊びに行かないッスからね!」
『嘘です嘘です黄瀬様、黒子っちと一緒にいらして下さい。』
「なまえ、お前清々しいくらいにハッキリした性格なのだよ。」
「お前達、早く準備しろ。...なまえもだ。そんな所でイジけるな。そもそもいくらなまえみたいな変態女でも、男は押し倒す、という小さな小さな可能性はあるんだよ。」
『赤司くん、それはいくらなんでもひどくないか。』
「ほら、準備するよ。」
と、引きずられた。
fin
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