「寒い・・・!!」

「寒いならアイスなんか食べなきゃいいのに」



悠太と下校中、無性にアイスが食べたくなった私はコンビニで買い食い。

真冬に外でのアイスは流石にキツいが、食べたくなったのだから仕方がないじゃん?
逆に真冬にアイスっていうのが美味しかったりするし。



「悠太もアイスいる?」

「いりません」



即答ですか。
まぁ、いいですよ。一人で食べますから。

夏にアイスを食べると人一倍食べ終わるのが遅い私はすぐにドロドロになってしまう。
しかし、今は冬。
ドロドロになる心配はないが、



「寒い!!凍え死ぬ!!手が・・・!」

「こんな寒い日にアイス食べる名無しが悪い」

「だって〜」

「手袋は?」

「忘れた」



こんな寒い日に手袋忘れるとか馬鹿?って目で見ないでください。

朝急いでたらすっかり忘れてたんです。



「しょうがないなぁ、名無しは」



と、自分の手袋を脱ぐ悠太。



「はい。」

「・・・・・・何で片手だけなの」

「何で両手貸さなきゃいけないの」

「いや、普通両手貸してくれるでしょ」

「じゃあ、はい」



差し出されたのは手袋をつけていない悠太の手。



「これだったら寒くないでしょ」



逆に溶けそうです。




melt

あなたで溶ける。

(真冬にアイスもたまには良いかも。)

























−−−−−−−−−−−−−−−−−−
初ゆうたん♪
内容はクリスマスじゃないけど
なんとかクリスマスに更新できて
良かった(^^*)






prev - next

back



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -