*ゆっきーside*



「どうしたの、祐希。休み時間に来るなんて」

「もう、助けてください・・・」

「助けてって、何から?」

「朝会った転入生。」

「ああ、祐希にメロメロ?だったもんね」



メロメロなのか?授業中までも話し掛けてくるし、もしかしたら新手のイジメなのかも。



「まあ、祐希も災難だね」

「災難どころじゃないのですよ、お兄ちゃん・・・・・・。」

「まぁ、頑張ってください。でも、女の子で祐希に正面からって初めてじゃない?すごいね」

「うん、だって正面からしかないからね。席てきに」



まあ、確かによく考えると初めてだ。
今まで女子に話し掛けられた事は何回もあるけど、皆遠慮がちだったし。
あそこまで土足で入ってこなかった。



「あ、ゆっきー!!ゆうたん、こんにちは!!」

「こんにちは」

「・・・・・・。」




正面からは

慣れてません。

(う〜ん、正面からは苦手かも。)





戻る
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -