お題 | ナノ



「あら 修兵
侑梨どうしたの」

どこでサボるか考えながら適当にいろんな隊舎を歩き回っていた乱菊、修兵を見つけ話しかけた
修兵にいつも付きまとっている侑梨がいないことに違和感を感じたらしい


「ああ あいつは今日休みです」

「そう 非番とか」

「いえ 何の連絡も無いんですよ」

「あら大変じゃないっ
風邪とか病気かもしれないわよ」

「いや でもあいつがそんな、」

「わっかんないわよ 遊び過ぎて疲れから体調不良とか頭使って知恵熱とか 有り得るわよー」

「それなら まぁ」

少し心配そうな顔をする修兵

「あっ あたし暇だからあの子ん家行ってみるわ!!」

いいサボり場所を思い付いた乱菊はさっそく侑梨の家に行こうとする

「駄目ですっ 本当に侑梨が体調壊してるなら行かせる訳にはいきません」

「えー なんでよー
いいじゃないっ 看病するわよ」

「いいえ 乱菊さんの場合悪化させますっ
俺今から休憩なんで俺が行きます」

「わかったわよー 全く」

しょうがなく諦めた乱菊 だがにやにやしながら

「心配ならそう言えばいいじゃない
正直じゃないんだから」

こう言った、

「お 俺はただ無断で休まれたら めんどくさいから行くだけです!!」

顔を真っ赤にして言い返す修兵 説得力が全くない

「あー はいはい
青春でなによりねー」

呆れた顔をしてまたサボる場所を探しに行った乱菊

「そ そんなんじゃないですってば」






--------------


休憩に入り 侑梨の家に来た修兵 ノックをしても大声を出しても反応が無かった 都合良く鍵が開いてたためしょうがなく、しょうがなく 家に入ることにした

「おい 侑梨」

自分の声が響くだけでそれ以外の音は一切しない

「は 入るぞっ
後から不法侵入とか言ってもしらねぇからな」

誰に話しかけているのやら



「それにしても広い家だな
一人暮らしに 必要か この広さ」

寝室らしき部屋を探す修兵

「そういえば あいつ元々家が金持ちだったよな だからか 、」


そして自分の家との大きさに底知れないショックを受ける

「あ ここっぽいな」

が、寝室らしき部屋をみつけた


「おい 侑梨いる‥!、おいっ大丈夫か!」

部屋に入ってみると寝室だったらしく侑梨が布団からはみ出して倒れていた

『‥‥ん、ぅ』

「おい侑梨!!」


侑梨を起こそうと体を揺する修兵

『、っ ひ さぎ‥ふく、たい ちょ』

「ああっ俺だ!!大丈夫かっ」

目を覚ました侑梨を抱きかえる 目を覚ましたものの目は虚ろで今にも気を失いそうだ


『、すいま せん‥ きょ う しゅっき、ん‥なの、に』


「何言ってんだ馬鹿!!
それどころじゃねぇだろっ」

『ちが ん、で‥す』

「は、」

『 ご、め なさ‥い
あたし 、モン‥ハ、ンして 夜 更かし‥』

「は、 え お前‥、」

『‥‥っ、結構いきました』

完全に目が覚めたのかキリッとした顔で言う侑梨

「おおおま おま、」

『いやー すっきりです
檜佐木副隊長 起こしてくださって
ありがとうございまーす』

「‥いま、」


『へ、』

「今すぐ着替えろ馬鹿野郎がああああああっ」














(あはは馬鹿は風邪ひかないんですよ)
(自分で言ってて悲しくないのか)













20110516*


馬鹿はまず仮病だと疑われます



もどる
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -