小話 | ナノ


忍たま乱太郎



「 髪 綺麗だよね」

「そうですかー」

「うんすごく好きだなあ」


「でも あたし髪切ろうと
思ってるんです」
「ええっ なんで!」


「ずっと同じ髪型も飽きちゃったんで」
「そっかあ うーん、残念だなあ」
「そんなにですかー
あたしなんかより兵助や
立花先輩の方が綺麗ですよ」
「確かに 久々知くんや
立花くんも綺麗だけど
おれは 君の髪が一番好きだよ」


「そ そうですか」


「うん五年のみんなもきっと
君の髪好きだと思うよ」
「えー 三郎や八はあたしの髪
ぐしゃぐしゃにするんですよ」


「それはたぶん 触りたいけど
正直に言えないから
そんな風にしちゃうだけだよー」


「そうだと うれしいんですけどね」


「そうじゃなきゃ こんな綺麗な髪
ぐしゃぐしゃにしたいと思わないよ」

「あ ありがとうございます」


「だからさ 切るのやめない?」


「うーん じゃあ考えてみますね」


「五年のみんなに聞いてみるといいよ」


「はい そうしてみます」




(君が好きだから特別綺麗にみえるのかな)



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20120129*



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