小話 | ナノ


デュラララ!!


「ねぇ、」


『なんですか?』

「始めに言っておくけど、俺は人間が大好きだ 愛してる決して個人を愛してるんじゃない人間と言うくくりを愛してるんだ」

『知ってますよ
つか 学校行きたいんですけど
遅刻になるじゃないですかー』

「君が遅刻しようがしまいが俺には関係無い でも君が遅刻して歪む顔が見てみたいなぁ」

『だまれよ 鬼畜
つか人間好きなら学校行かせてくださいよ あたしも人間ですよ』

「確かに君は人間で俺は人間を愛してる でも俺の愛は歪んでるからさー 喜ぶ顔や笑う顔だけじゃつまらないんだ 歪んだ顔や苦しむ顔全て見たい 全て愛おしいんだ」

『自分が異端だと理解してるのはいいことですけど その愛情をあたし以外の人間にぶつけて下さい
正直邪魔です臨也さん』

「そう言われても困るなー
君は表情豊かだから人間観察には最適なんだ
それに勉強面以外じゃ頭いいみたいだからすぐ言葉を返してくるから それを黙らせてみたい」

『勉強面以外てどーいうことだ おい
あっ 本当に遅刻になったじゃないですかっ
結局何が言いたいんですか?
早く済ませてくれませんか』

「一応もう一度言っておくけど
俺は人間と言うくくりを愛してる個人じゃない」

『それは始めに聞きました
で なんですかっ』

「君がどう捉えようが勝手だ
ただ 一回しか言わないから」

「え、あ はい」










(君個人を愛してる)
(人間としてじゃなく 一人の女性として)





お題にあったのを何個か捨てて
臨也だけ移動しましたです。

2010.11.14



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -