予行演習は本番エッチ 10 「と、としやぁ…」 涙目で俺を呼ぶ光琉を抱き締めると、俺の下腹に勃起したままの光琉の肉棒が擦れた。ぬちゃ。ああ、ちゃんと気持ちいいのか。 「好きだ、光琉。ずっと好きだった。光琉とセックスしたかった。光琉だけとセックスしたかった。…エッチな俺に幻滅したか？」 「し、しない…っ」 慌てたように首を振る俺の天使。堪らない。 「光琉のナカを擦る俺のちんちんに集中して」 告げるとそれを意識したのだろう、きゅうきゅうと締め付けてくる。 「ぁっあ…っ、としや、とし…っ」 「光琉。としくん、って呼んでくれるか…？」 「っと、とし、くん…？」 「…っ、」 「ぁっ…また、お、きく…」 「…男同士のセックス、始めるぞ」 「ぇっ…？ な、なに…っあッ！ ぁッ!?」 ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ！ 緩やかなセックスから一転し、貪るように光琉のア○ルを犯した。しがみつく光琉の躯を抱き締めながら、激しくピストンする。 「ぁっぁんッ！ あっあっ！ まっ、待ッとし、としやぁ…ッ！」 「『としくん』」 ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ！ 「ッと、としくん…っ、としくん、待って、奥っ、奥までッ…！ ふ、深…ッ」 「奥に欲しいって言ったのは、光琉だろ…っ？」 「ゃ、ぁっあ…ッ！ そ、ゆ、意味、じゃ…っ！」 しなる躯。搾り取られるみたいな狭くて締まりの良い肉壁をぬちゅぬちゅと穿つ感覚に夢中になる。 これまでに抱いたどんな男よりも女よりも、強い強い快感が湧き上がる。 「分かってる、ココだろ？」 「ひゃんッ！ ぁッなっ？ ゃっ、としく…っ、ゃだッ、これっこれっさっきよりつよ…ッ！」 ゴリゴリとイイトコをちんこで突けば光琉は大粒の涙を零し首を振る。 俺は指先に乳首を捏ね、何度もキスを落として光琉を宥めながらも、一切手加減せずに突き上げ続けた。 「んんぅ…！ んんーッ！」 びくびくびくびくびくびくッ！ 腕の中で光琉の躯が痙攣する。今日知ったばかりの快感のはずだが、すっかり光琉の躯に染み付き、癖付いてしまったらしい。 「あー…、締まる…光琉、気持ちいい…光琉のナカ、すっげぇ気持ちいい…」 「ぁ…っあ、あ…っ、ぁ、と、とひ、く、…っ」 俺もまたイきそうになったが、必死の思いで耐え抜いた。 なぜなら光琉のちんこも勃起したままだからだ。 「光琉、女子のイき方ばっかしてないで。男同士のセックスなんだから、お前も白いえっちなのいっぱい出せよ…」 メスイきしている所為で更に狭まった肉を圧し拡げ奥に進み、俺は一点を目指す。ソコを圧すとちんこに触れなくても精液を漏らさせる場所。 「ぁ、ぁんっ、ぁんっ…ゃ、ぁ…っ、もう、もう入んな…ッ」 ゴリッ!! 「んひゃう!!?」 びゅるるッ、 「見つけた。いっぱい出せ、光琉…っ」 「あッ！ ぁんッぁんッ！ ゃ、やだ、やだぁ！ ちんちんっ、触ってないのにっ…！」 「いいんだよ、光琉。これが男同士のセックスだから」 [＊前] | [次＃] 『雑多状況』目次へ / 品書へ |