予行演習は本番エッチ 11 パチュパチュと肉が叩きつけられる音と濡れた音が混ざり合う。俺と光琉の躯の間に、光琉の白濁が撒き散らされて俺の律動で塗り広げられる。 びゅっ、びゅるッ、 「光琉…っ、すげぇエロい、可愛い…っ」 「とひく…っ、とひくんん…ッ！」 「ッ光琉…ッ！」 衝動のままに喘ぐ光琉の唇の吸い付いて、思い切り腰を振り──極まると同時、どぷどぷッ、と大量にナカ出しした。 光琉はメスイきとミルキングを繰り返したお陰で普段の『処理』とは明らかに違う快感に、しばらく悶え続けていた。 心地好い気怠さのまま、俺は光琉に覆い被さるように横になり、互いの荒い呼吸と心音と、あとは身動ぐ度に粘性の音を立てる光琉の白濁の感触を愉しんだ。 ぬぽ…、と光琉のア○ルから俺のちんこが抜けて、ヒクンッと光琉が震える。 「はぁ…どうだった…？」 「ど、どう、って…」 まだぼんやりした顔の光琉に、俺は最低な質問をする。 「沢野とのより、俺とのセックスの方が良かったんじゃないか？」 「…っ！」 一気に現実に引き戻された光琉の顔が真っ赤に染まる。可愛い可愛い俺の天使。 …逃がすつもりはない。 「もしかして…今までも光琉、お前はおかしくなかったのかもな。俺が処理してたから、白いえっちな…この汁が出続けてたのかも」 俺は自分の胸から腹にべったり付着した白濁へと、光琉の手を導いた。光琉はその有り様に改めて気付いて、耳や首まで赤くした。 『本当に好きな人を前にしていないのに白濁が出るのはエロい証拠で、ヘン』。 そう刷り込まれ続けてきた光琉は、恐る恐るといった様子で俺を見た。 「…俺、…ずっと、俊彌のことが好きだったって、こと…？」 「ああ。…違うか？」 ちなみに俺はずっと光琉が好きだけど。そう告げると光琉はシーツに顔をうずめるようにして隠した。 「…った、確かに…医者が使うやつより、俊彌の指のが気持ち良かった、し…あれ使ってるとき、も、…俊彌にちゅーされたり、俊彌のちんちんでグリグリされた時のが、気持ち…良かった…」 「…」 「ふぁっ!? ぁ、とし…」 俺のちんこが急に屹立した所為で、光琉の陰嚢を下からゴリッと突き上げてしまった。 俺は言う。 「…お互い本当に好きな人同士だし、家族みたいに親しい他人だし。男同士のセックスするの、なんの問題もないよな？」 「…ぅ、うん…」 相変わらず俺の赤黒ちんこは怖いらしい光琉が、それでも小さく頷く。ああ、クソ！ 俺は性急にそのちんこを隠すみたいに光琉のナカに押し込んで、俺の精液でぐしょぐしょに濡れているア○ルを卑猥な音を立てて犯し尽くした。 「光琉…っ、また白いえっちな汁、出せ…っ！」 「あッあッあッ！ ゃだ、それやだぁ…！ もら、漏らしてるみたいで、やだぁ…！」 「仕方ないな…じゃあまた女子のイき方させてやる…っ」 再び尿道を虐めて、前後から前立腺を突きまくって。 散々天使を泣かせて、満たされる。 「としく…っ、としくんぅ…っ」 「好きだよ、光琉。セックスしたいくらい」 「ん…っ、んぅ…っ、」 天使の返答はなんだって構わない。俺は唇を奪って掻き消した。 end. [＊前] | [次＃] 『雑多状況』目次へ / 品書へ |