only me

07


 ムスコからは真島の言う通り、先走りがどんどん溢れてる。乳首でこんなことに、なるなんて。
 情けなくて訳が分からなくなって、涙が浮いた。ックソ、こんな姿舎弟達には見せられない。

 見上げれば、長袖のTシャツの袖を捲り──さすがにもう真島は着替えて私服だ──俺の頬の傷をねっとりと舐め上げて、囁く。

「かわいい…みゆき、かわいい…」
「ぅ、るせ…っぁ、ゃめッ…!」

 ボクサーパンツが脚から抜かれて下半身マッパ。なのに上半身は学ランを羽織りTシャツを捲り上げられた格好で、情けなさが募った。

「っぅ…ッ」

 勃ち切ったムスコからヌルヌルが垂れていく感覚が分かる。

「みゆき…みゆき、好きだ。好きだ…」
「ぁ、ぁっ、ぁ、ぁ、まし、ま…っぁっぁっ」

 ちゅ、ちゅ、ちゅ、と顔中にキスを降らしながら、俺のザーメンにまみれた乳首を弾き擦り続けられて、頭ン中が真っ白になる。ビリビリする、ムスコが熱い、躯の奥が、疼く。


 けど。


「ひぅっ!?」
「大丈夫。力を抜け、みゆき。痛くない…絶対に気持ち良くしてやる」


 ケツに、真島の、指が。


 キュッ、とソコに力が篭る感じがして、脳が茹だる。そこを使うってのは知ってる。でも。でも。

「ま、ま…っ、待、まし、」
 無理だって!


 にゅ…ぷ…っ


「ぁ…ッは…っ」

 必死で首を振る俺の抵抗も空しく、太くて硬い指がじわじわとケツん中に入って来て、目の前がちかちかした。顎を殴られたときの感覚に似ていたけど、違和感はそんなもんじゃなかった。


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