only me 05 ＋＋＋ 「ゃだ…！ やめろ、変態…ッ！ 嘘だろ、なぁっ！」 俺のこと好きだから我慢してくれてたんじゃないのか。 嫌がって暴れる俺をベッドに押し倒して、真島が俺のズボンを脱がせてくる。あまりの展開に頭がついていかない。 「サイン罪ってなんだよ…！ 俺決闘罪くらいしかやってねぇよ！」 「決闘罪を犯してる自覚はあるのか…救えん奴だな」 「ひゃっ!? ぁっ!?」 サイイン罪だよ、と真島が溜息を吐きながら俺の股間を撫でた。それだけでもびくんと腰が跳ねるくらいに躯は反応して、ついでにソコが、も、ギンギンに勃ち上がっていることに気付かされた。 ボクサーパンツをモノの形が判るくらいに押し上げて、先端はじんわり湿って色が変わっている。死にたい。それをキュウッっと真島が握る。 「みゆき。気持ち良くなりたいだろ？ ココ」 「はっぁ、へ、変なんだよ…！ なんかアツくて、」 「射精したいんだろう？」 「ァっ…ぁっ…」 きゅむきゅむと揉まれて、ぞくぞくぞくッ、と躯に快感が走った。最近、自慰しても真島に悪かったなとかそんな思いが過ってなかなか集中できなかった所為か、俺のムスコは欲求不満だったらしい。 真島の顔を見上げると、すげーエロい顔をしてた。女子どもに見られたら恐がられるんじゃないかってくらい、完全に雄の顔。 …こいつ、マジで俺に欲情してんのか。 「ま、まし、ましま…っ」 「みゆき…かわいい」 待ってくれ。そんな眼で見ないでくれ。無理、無理だって、 「ひっ！ や、やめろ！ やめろ、マジでッ…！」 はぷ、と音を立てて、真島が下着の上から俺のムスコを食んだ。頭ン中真っ白になって、ムスコが真島の唇の下でビクビクのたうちながら下着にシミを拡げていく。 「やだ、やめ、真島っ…！ ンなトコっ…！」 「気持ちいいだろ？ みゆき。楽にしてやるから、ちょっと大人しくしてろ」 「ひぃっ…！」 ボクサーパンツをズラされて、ガチガチのムスコが飛び出す。エロい眼をした真島が嬉しそうに手が汚れるのも構わず、先走りでべとべとになってる俺のムスコをもう一度握って、ヌチヌチと音を立てながら扱く。 信じられないくらいの快感が下から走り抜けて、俺は「…っ!!」思わず口を両手で塞いだ。ふーっ、ふーっ、と野生の動物みたいな息が漏れる。 [＊前] | [次＃] 『雑多状況』目次へ / 品書へ |